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インテリアを損ねずクオリティにも妥協しない
オーナーの山本さんは、大画面とサラウンドを約30年にわたって追求してきた生粋のホームシアターファイル。さまざまなメーカーのプロジェクターやAVアンプを買い替えながら、そしてソフトもLD、DVD、ブルーレイと、さまざまなメディアで楽しんできたそう。そんな山本さんの集大成が、このシアターです。新築マンションへの引っ越しをきっかけに、トムテックの浅田友英氏にインストールを依頼。インテリアは損ねず、しかし映像と音のクオリティには妥協しない空間がコンセプトです。
マンションでも工夫とアイデアで機器を設備化
マンションにホームシアターを設置するには、実はさまざまな制約があります。たとえば壁や天井に機器を設置したり、配線を通したりするためのスペースが十分になかったり、共用部となる躯体に手をつけられなかったりするからです。しかし、浅田氏は豊富な経験とアイデアで、マンション引き渡し後の工事ながら、配線を隠し、機器を設備化していきました。さらに収納家具も機器のサイズに合わせてオリジナルで造作。クオリティ重視で選んだ、ヤマハの大型セパレートアンプや、KEFのセンタースピーカーをすっきり収納しています。
- もともと所有していた液晶テレビやAVアンプをそのまま活用できるように、トムテックの浅田氏が提案したのは、野中木工所とのコラボによる、山本さん宅のインテリアにマッチするサクラ材でできたオリジナルのテレビボード。だからテイストもサイズもぴったり! 機能面でも、音質への影響やケーブルの配線、機器がダウンしないように放熱まで配慮するなど、細やかな配慮が施されています
- リアとトップにKEFの埋め込みスピーカー「Ci160QR」を採用、 5.1.4chのドルビーアトモス環境を実現しています。マンション引き渡し後の工事ながら、埋め込みスピーカーが綺麗にビルトインされていて配線もスッキリ。さすがトムテックです!
シンプルなシアターで最大限の感動を
いっぽう山本さんも、思い切った決断をしました。ソフトの断捨離です。数百本もコレクションしていたDVDやブルーレイを、引っ越しを機に処分。映像作品は、Amazonのストリーミング端末をAVプリアンプに直挿しして楽しんでいます。「本当に好きな作品はUltra HDブルーレイでも購入しますが、配信でも4K/HDRの高画質作品が増えてきていますし、消費しきれないほど作品が揃っていて、愛着はあっても、DVDを観ることはないかなと…」と、山本さん。シンプルながらこだわり抜いたシステムと省スペースで感動を最大化させる工夫。それらが実った山本さんのシアターは、ご家族やご友人から好評で、稼働率がとても高いそうです。マンションだから、リビングだからとシアターを諦めている皆さんにぜひ知ってほしい実例です。
写真/広井一成
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山本邸ホームシアター概要
ROOM DATA
●住宅形態:マンション/リフォーム ●ホームシアターの広さ:約12畳 ●画面サイズ:110インチ ●サラウンド:5.1.4ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング、造作家具 ほか
SYSTEM LIST
●プロジェクター:ビクター DLA-V50R ●スクリーン:キクチ 110インチ電動ホワイトマットアドバンスキュア ●テレビ:ソニー KD-49X8500B ●Ultra HDブルーレイレコーダー:パナソニック DMR-ZR1 ●AVプリアンプ:ヤマハ CX-A5200 ●マルチチャンネルパワーアンプ:ヤマハ MX-A5000 ●フロントスピーカー:KEF R7 Meta ●センタースピーカー:KEF R2 Meta ●リアスピーカー:KEF Ci160QR ●トップスピーカー:KEF Ci160QR ●サブウーファー:KEF KC62 ●メディアストリーミング端末:Amazon Fire TV Stick 4K
INSTALL SHOP
ホームシアターのトムテック
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場1-16-15-1F
TEL:03-3200-4450
営業時間:10:00 – 20:00
定休日:年末年始
http://www.e-hometheater.jp/