CONTENTS
・設備化が難しい賃貸ならアクティブスピーカーが◯
・デスクトップPCで音楽とゲームを試してみた
・普段のテレビ視聴も本格サウンドで
・>大画面テレビで2chシアターも楽しめる
・QOL爆上がり！ 賃貸にぜひ導入を
設備化が難しい賃貸ならアクティブスピーカーが◯
スピーカーを導入するとアンプや多数のケーブルが必要になり、住まいの生活導線を圧迫してしまうこともしばしば。特に賃貸では工事も難しく、設備化もできないためなおさら導入しずらくなってします。そこでおすすめしたいのがオールインワンタイプのアクティブスピーカーKEF「LSX II」です。アンプ機能を内蔵しており賃貸でも省スペースで本格サウンドが楽しめます。しかもHDMI端子を搭載しており、簡単にテレビと組み合わせて2chシアターも楽しめます。
KEF「LSX II」はKEFの技術として代表的な「Uni-Q」ドライバーを採用したオールインワンシステムタイプのアクティブスピーカー。入力は光デジタル／USB-C／AUX／HDMI ARC入力を搭載し、Bluetooth接続にも対応します。省スペースを測りつつ、スピーカーを楽しむのにピッタリ。操作は専用アプリ「KEF Connect」から簡単に行えます。本稿では筆者の賃貸マンションでLSX IIをフル活用。デスクトップ、中型テレビ、大型テレビの環境で視聴したレビューをご紹介します。
- KEF「LSX II」
198,000円（税込／ペア）
- 背面の様子。バスレフポート搭載。入力端子は光デジタル×1、USB Type-C×1、AUX×1、HDMI ARC×1。寸法は155W×240H×180Dmm。質量は7.2kg
デスクトップPCで音楽とゲームを試してみた
まずはデスクトップ。専用デスクスタンドのKEF「P1 Desk Pad」を使って設置してみました。アンプと繋ぐ必要がないため、デスクの設置場所を問いません。またケーブルが少なくで済むため、デスクの上や裏、足元がすっきりします。
- 24.1型液晶モニターEIZO ColorEdge「CG2420」とデスクトップで組み合わせた様子
- LSX II用デスクスタンド
KEF「P1 Desk Pad」
16,500円（税込／ペア）
PCにUSB Type-Cで接続しYouTubeアプリから「ClariS – ヒトリゴト / THE FIRST TAKE」のミュージックビデオをニアフィールドで再生しました。左右スピーカーの中央に二人の女性ボーカルがリアルに浮かび上がります。可愛くて上品な声の表情も豊かです。バックバンドのはねるようなリズム感もマッチし楽しく再現してくれました。BluetoothやAirPlayに対応しており、スマホと繋いで使用するとこもできます。普段のスマホ操作の延長で音楽を再生できることも魅力です。
FPSゲーム「APEX-LEGENDS」も試してみました。銃声や爆風音がダイレクトに耳まで飛んできます。銃を連射する時の反動音は重みがあり、遠くからの足音や自分の足音の匙加減も素晴らしく、長時間のプレイでも安心して使えます。
普段のテレビ視聴も本格サウンドで
次に、テレビにHDMIで接続してみました。ここでは6〜8畳の賃貸一人暮らし住まいに導入されることの多い32型のテレビを使用。筆者所有のテレビボートでは、32型テレビと両脇のLSX IIを設置するための幅を十分に確保できました。映像の再生にはApple TVを使用しました。
Netflix『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』の第1話の冒頭を視聴。主人公のナツキ・スバルが森の中に作ったヒミツの訓練所でトレーニングをするシーンでは森の中に響きわたる鳥たちのさえずりが立体的に広がります。BGMの弦は根底から太く響き、走るときの息は荒々しく雰囲気が良く伝わってきます。
第4話14:40～主人公ナツキ・スバル率いる団体と魔女教が戦うシーンでは、剣戟の音が良くダイナミズムに伝わり、歪みの少ない音なので、音の世界に吸い込まれます。この戦闘シーンでは打撃や魔法も出てくるので音数が多く聞いていて楽しく、スピーカーの存在によって視聴体験のクオリティーがぐんと上がります。
大画面テレビで2chシアターも楽しめる
より本格的にホームシアターの気分を味わうため、55型の大画面テレビにも接続してみました。テレビボードの上にすべてを設置するのが難しかったため、専用フロアスタンドのKEF「SI Floor Stand」を使用。映像再生には先ほどと同様Apple TVを使用しました。
- 55型有機ELテレビTVS REGZA「55X930」と組み合わせた様子。専用スタンドは内部にケーブルを隠蔽できる構造。
LSX II専用スタンド
KEF「SI Floor Stand」
43,780円（税込／ペア）
Netflixで映画『BLUE GIANT』を再生。主人公の宮本大がジャズバーでメンバーをジャズの仲間に誘うためにテナーサックスを吹くシーン（19:15～）では中音域の渋い色気のある音色が全体に広がります。深い低音から力強い高域まで反応良く再現し音の世界に引き込まれます。
1:46:52～劇中の主人公と仲間のトリオバンドにて「FIRST NOTE」を演奏するシーンですが、それぞれが持つ楽器の音色を再現しつつ、他の楽器の影にならないように解像度高く鳴らしてくれます。それでいて聴き心地がよいので長時間の視聴にも最適。大画面で2chシアターを楽しむのに十分なサウンドです。
QOL爆上がり！ 賃貸にぜひ導入を
デスクトップも中型テレビも大型テレビも、LSX IIを導入すればコンテンツ体験の質がぐんと上がります。しかもオールインワンタイプで省スペースなので設置場所を選ばびません。音質も非常に素晴らしくQOLアイテムとして爆上がりです。ぜひお試しください。
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