VGP phileweb

ガイド

  • MASTERWAL「US1」 マスターウォール「US1」は映画視聴にぴったりな人にも空間にも“優しい”ソファ リビングシアターにうってつけ!

    取材・執筆 / 遠藤義人
    2023年4月27日更新

    • ホームシアター・コンシェルジュ
      遠藤義人

居心地いい暮らしをデザインする「YU」シリーズ

ご紹介するのは、AKASE株式会社の自社ブランド「MASTERWAL(マスターウォール)」から4月に発売予定の「YU(ユー)」シリーズ新作ソファ「US1」です。

YUシリーズは、2017年にデザイナーの小林幹也と立ち上げた新シリーズ。それまで無垢のウォールナット材を前面に押し出した直線的なデザインが主体だったラインアップに、“優”しさを取り込んだ画期的なコレクションです。登場当初はダイニングのシリーズが中心でしたが、ソファ製造技術の向上などもあり、今回満を持してリビングアイテムが追加されました。

実はUS1ソファの「コの字型のシェルに厚みのあるクッションを置く」というシンプルで温かみのあるデザインコンセプトは2017年の時点で完成していたよう。

ただ製品化にあたり、後ろに向かって絞り込むフォルムの角度を何度に設定するか、座面の沈み込みに応じた高さを何センチにするかなど、「居住空間に置いたときの佇まい」を考慮しながら試行錯誤を繰り返したといいます。

  • MASTERWAL
    US1
    715,000円(参考価格/税込)
    幅2200mm、レッドオーク張り地ランク4に、オプションのヘッドレストとサイドテーブルを追加しています。

さらに注目なのは、オプションの専用サイドテーブルと専用ヘッドレスト。サイドテーブルはソファに差し込む仕組みで、テーブルの脚が邪魔になりません。映画鑑賞中、ドリンクを置くためにぴったりです。

ヘッドレストも差し込み式。長時間のシアター鑑賞でも首が疲れずたっぷりとした座り心地です。1Pタイプを選べば、高級ラウンジチェアさながらの贅沢なくつろぎ感が得られるでしょう。

  • 差し込み式のサイドテーブルはおわん型に丸みをおびた形状。YUシリーズには「UT5」といった自立式サイドテーブルもラインアップされており、組み合わせの楽しみも増すばかりです。
  • ヘッドレストは4サイズあるソファの幅に合わせ、それぞれに専用の4種類が用意されています。
  • 遠藤義人 氏
    ホームシアターのある暮らしをコンサルティングする「fy7d」代表。編集者として数100件のホームシアターを訪問、住宅インテリアブランドを取材した経験から、大画面&高音質と住宅インテリアを組み合わせたホームシアターの普及・啓蒙のための活動を幅広く行う。

ほかの記事を読む>>>カルテル「ルナム」は画面を“囲む”ソファ、座る同士に一体感を

ほかの記事を読む>>>ヴィトラの曲線型ソファ「アバロン」、ホームシアター体験を彩るタイムレス・デザイン