VGP phileweb

ガイド

  • 短期集中連載 ホームシアターQ&A
    PART.31「プロの自信作!ちょっと意外なホームシアター事例は?」
    プロが疑問に答えます!

    VGP 取材・執筆 / 小山拓郎/鈴木秋甫/井田有一
    2022年12月28日更新

ホームシアターのプロが、映画館のある家づくりに役立つ知識・ノウハウをお届けしていく連載企画。
後悔しないホームシアターづくりのために、ぜひお役立てください!

印象に残っている事例は?
「吹き抜けを活用したシアター」

写真はデッドスペースをうまく活用できた例で、吹き抜けの壁にスクリーンを張り込んでいます。ケーブルの配線が大変でしたが、大画面を設置する場所はアイデア次第でどこでもできると私も実感できた思い出深い事例ですね。(ダイナミックスカスタマイズ 小山拓郎 氏)

次のQ&A>>>「あると便利な“ちょい足し”アイテムは?」

前回のQ&A>>>「ホームシアターが体感できるお薦めの場所は?」

印象に残っている事例は?
「家の中心に防音室を配置したシアター」

弊社の防音室「奏でる家」を使った本格的なシアタールームです。シアターの利用頻度が高いからとキッチンの隣、家の中心にゾーニングしたのも建築的に面白かった例です。お施主様にも映画に集中できるとお褒めいただきました。(大和ハウス工業株式会社 鈴木秋甫 氏)

印象に残っている事例は?
「配線のアイデアがユニークなシアター」

美しく機能も合理的で配線のアイデアも面白い。そんなオーナーのこだわりが凝縮したテレビシアターです。特にケーブルの隠蔽はユニークで、壁などに設置している金属パイプに通しています。そんな手があるとは! と驚いた事例です。(ホームシアターファイルPLUS編集長 井田有一 氏)

このギモンに回答してくれた専門家

小山拓郎 氏
ダイナミックスカスタマイズ
インストーラー
熊本県に店舗を構えるホームシアターショップ「ダイナミックスカスタマイズ」の気鋭のインストーラー。住宅メーカーと一緒にホームシアターを提案する「シネマスタイル」で、数多くのファンを生み出している。

鈴木秋甫 氏
大和ハウス工業株式会社
総合技術研究所 建築技術グループ
性能・ストック研究グループ
一級建築士。大学卒業後、2005年大和ハウス工業株式会社に入社。総合技術研究所にて暮らし方や住まいの健康に関する研究を経て「奏でる家」の提案に携わる。

井田有一 氏
株式会社 音元出版
ホームシアターファイルPLUS編集長
1979年、群馬県生まれ。2006年に音元出版に入社。以来長く携わっているホームシアター事例の取材数は200件以上。お気に入りの映画は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。趣味はサイクリングと自転車いじり。