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  • 短期集中連載 ホームシアターQ&A
    PART.14「音漏れのよい対策方法は?」
    プロが疑問に答えます!

    取材・執筆 / 鈴木秋甫
    2022年8月15日更新

ホームシアターのプロが、映画館のある家づくりに役立つ知識・ノウハウをお届けしていく連載企画。
後悔しないホームシアターづくりのために、ぜひお役立てください!

音漏れのよい対策方法は?
「厚手のカーテンから試してください」

映画館のような大音量で楽しみたいとお考えならハイグレードな防音が必要です。ただ本格的な防音室は、性能を高くするほど予算も必要となりますので、まずホームシアターの音量調節を見直してください。生活空間も兼ねるリビングシアターなら厚手のカーテンを試してみて、それでも気になるようなら窓だけでも二重にしましょう。これだけでも音漏れは低減できます。ただ施工が必要な窓は隣家との位置、大きさも影響しますので専門家へ相談しましょう。

まずは自宅の仕様を知ることからはじめましょう。一般的な断熱材に使われる「グラスウール」は、吸音材としても知られているため、気密性が高い家なら遮音性能が高い可能性があります。ダイワハウスの「xevoΣ」は、上記写真のように断熱性能が高い「外張り断熱通気外壁」を使うため、約50dBもの遮音性能があります。

窓を二重にするなら「内窓」を使うのが最適です。簡単なリフォーム工事で設置できるため、ハードルは低め。ダイワハウスの防音室「奏でる家」にも採用されるAGCの「まどまど」(写真上)なら、ガラス自体の遮音性能を高めることができます。また、アルミと樹脂のハイブリッドサッシのため堅牢性も高く、結露も軽減してくれるなど、いいことづくめです。(大和ハウス工業株式会社 鈴木秋甫 氏)

このギモンに回答してくれた専門家

鈴木秋甫 氏
大和ハウス工業株式会社
総合技術研究所 建築技術グループ
性能・ストック研究グループ
一級建築士。大学卒業後、2005年大和ハウス工業株式会社に入社。総合技術研究所にて暮らし方や住まいの健康に関する研究を経て「奏でる家」の提案に携わる。

次回予告「PART.15 狭くてもホームシアターはつくれる?」