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  • AURAS東京 “家庭で再現できる最高クラスのホームシアター”がここに。「AURAS東京」ショールームの魅力を徹底紹介! 【PR】8K/160インチ&9.2.6chシアターにオートメーションシステムも導入

    取材・執筆 / 松原ひな子(ホームシアターCHANNEL編集部)
    2024年12月6日更新

東京・六本木にある「AURAS東京」のショールームがリニューアルオープン! 8K/160インチ&9.2.6chを導入した約30畳のシアターショールームが新設されたのに加えて、あかりの演出や快適な操作の体験、BANG & OLUFSENの現行ラインアップの展示など、ショップならではのさまざまな体験と提案を用意しています。ホームシアターの導入だけにとどまらないAURASの魅力と最新情報を、ショップオーナーである山岡裕和氏に伺いました。

ショールームは全国でも有数のクオリティ

ショップは東京・六本木駅から徒歩圏内、デザイン発信拠点AXISビルの3階フロアにオープン。店内は住空間をイメージして山岡氏がデザインを監修しています。AURASはBANG & OLUFSEN(B&O)/ルートロン/クレストロンの3ブランドの正規代理店でもあるため、ショールームは「バング & オルフセン 六本木」に隣接。同店はB&Oのブランドショップとして、国内最大級の広さと製品ラインアップを有しています。

  • スピーカー/サウンドバーといったホームシアターはもちろん、イヤホン/ヘッドホン/ワイヤレススピーカーといったポータブルオーディオなど、B&Oの現行ラインアップをすべて揃えています
  • 奥に進むと実際の使用シーンを想定してセッティングされたデモルームも。B&Oのフラグシップシステムとルートロンの電動カーテン/ロールスクリーン、照明器具といった室内の光環境の操作は、壁のキーパッドを押すだけで簡単にシーン連携が可能
  • AURAS東京へのシアタールームはB&Oショップに隣接する外扉からアクセス。簡易防音を施した完全暗室となっています

シアタールームは家庭で再現できる最高クラスのクオリティを追求したといいます。映像はビクターの8K対応プロジェクター「DLA-V900R」による描写。160インチの大画面スクリーンで、視界いっぱいに広がる8K映像を堪能できます。

AVプリアンプにマランツ「AV10」、パワーアンプに「AMP10」を採用し、サラウンドはアンプが対応する最大ch数から、部屋の大きさに合わせてサブウーファーの数を調整した15.2(9.2.6)chを導入。ドルビーアトモスの再生に対応し、サウンドの移動感や立体感を確保するとともに、映画館のように「どこから音が鳴っているかわからない」という音のつながりも重視して音響設計を施しました。

  • 9.2.6chシステムはすべてイタリアSONUS FABER(ソナス・ファべール)ブランドのスピーカーで揃え音色を統一。サブウーファーは最大850Wの高出力を備える「Gravis V」を選定、2基を設置。視聴方向側(画像上)は床に補強材を入れてステージ状に。共振を防ぐ設計となっています。画像下は左からフロントスピーカー/センタースピーカー/サブウーファー
  • サラウンドスピーカーは視聴者の耳の高さで揃えているほか、内装に合わせて均等に設置し、見た目も美しく仕上げました。画像は上左からフロントワイドスピーカー/サラウンドスピーカー/サラウンドバックスピーカー、視聴位置右方の壁面
  • トップフロント/トップミドル/トップリアスピーカーはドルビー社が規定する理想位置に近づけています
  • 160インチという超大画面サイズでも、フォーカス感と明るさが画面の隅々まで均一に投写できるというビクターのフラグシップ機「DLA-V900R」。シネマライクな色表現や、作品の情報量が増す暗部表現も魅力

ワンボタンでシーン&演出を切り替え可能

さらにAURASのシアタールームの特別な点は、内装やインテリア、照明といった空間提案に加えて、調光/調色が可能なあかりシステムと、シアター機器も含めそれらを一括コントロールできるオートメーションシステムを備えていること。

内装は、シアター専用室として映画に没入できるだけでなく、音楽やラジオを聴きながら趣味を楽しむプライベートルーム、ゲストを招いて団欒する応接ルームとしての使用もイメージできるようデザイン。明るいトーンの壁紙を採用しているほか、建築照明の間接光によって上質な雰囲気を演出したといいます。また、部屋の前後で段差をつけた設計とすることで “映画館らしさ” も採り入れました。

ライティングデザインも山岡氏の手によるもの。局所的に強い光が当たったり、影との境目が線として出たりせず、見た目にも美しい仕上がり。また、視聴位置全体に柔らかい光が行き届くよう設計されています。明暗や色温度などをカスタムできる調光機能や、カラーを自由に選択できる調色機能のほか、色が自動で変化していく7パターンのライティングモードを備えています。

  • インテリアはシアタールームの空間提案における重要な要素の一つと山岡氏。ソファやカーペットなど、室内の調度品は映像音響のクオリティに応じて選定。ソファはスピーカーのデザインに合わせてイタリアのインテリアブランドを採用
  • シアター機器との一括連携を可能にするDALI制御に加えて、照明はDMX制御を組み合わせることで、調光およびフルカラー調色をコントロールできるように。ショールームのライティングモードはFine/White/Fresh/Comfort/Mood/Minimumといった7つを備えていますが、自宅導入の際は条件に応じて自在にカスタムが可能

シアターシーンのオン/オフ、再生ソースの切り替え、照明のオン/オフ、ライティングモードの切り替えは、タブレット端末(iPad)のほか、壁のキーパッドでも操作が可能。壁のスイッチで照明を点灯/消灯させるのと変わらない操作感で、視聴開始/終了をコントロールできます。キーパッド本体はデザイン性に優れるルートロン「Palladiom(パラディウム)シリーズ」から選定。デモルーム等でもすべて同シリーズから採用し、デザインと操作感を統一しています。

本来シアター機器とルートロンの照明システムはコントロールの指示系統が異なるため、キーパッドといった操作端末もそれぞれに対応するものを用意しなければなりません。するとボタンが増えて操作が煩雑になるだけでなく、見た目の統一感も失われてしまいます。AURASなら、こういった課題に対して複数の解決手段を持っています。そのため、設計のデザインやコンセプトにそれぞれ適した提案が可能なのです。

  • 「Theater Start」を操作すると、シアター機器各種の電源がオンになり、プロジェクターの昇降機が降りてくるのと同時に、ゆっくりと照明が暗くなっていきます
  • 操作はiPadでも可能。シアタールームのコントロールだけでなく、ショップ全体の空調、照明システム、BGMシステムにもアクセスできるようプログラム
  • AVアンプなどの機器類はシアタールーム後方に造作スペースに設置。シアター機器と照明システムの連携に必要なCRESTRON(クレストロン)のコントロールシステムもまとめて収納
  • AURASはルートロンクレストロンBANG & OLUFSENの3ブランドの正規代理店。建設業の許可票を取得しているため、防音設備含む内装工事の設計にも対応。ショールームでは設計士やインテリアコーディネーター向けの勉強会も実施しているそうです

“特別な体験” に見て触れる提案型ショップ

AURASのオーナー兼プランナーで、今回のリニューアルの仕掛け人でもある山岡氏は次のようにコメントしてくれました。

  • 山岡氏はライティングコーディネーターに加えて、調光士(ディムリエ)の資格も所有。シアタールームやショップの照明計画は本人が手がけています。ホームシアターに関しても20年以上の経験を持つベテラン。現在はホームインテグレーターとして、シアターを中心に住まいに関するさまざまな提案をおこなっています

(AURAS・山岡裕和氏) ショールームは、いまAURASが提供できる最上のものをご体感いただく場として設えています。空間提案で重要なのは一つ一つの手段ではなくて、そのための多くの手段を持っている、ということです。

たとえばシアタールームが便利に使えても、お家全体でシアタールーム “だけ” が便利な状態では、理想とはいえないですよね。家全体が便利じゃないと。そして住宅全体に目を向けるなら、設計の意図や建築の意匠に加えて、空調や照明といった住宅設備との連携も考慮できなくてはプロの仕事とはいえません。

シアターやオートメーションシステムを導入する際、どこにメリットを感じていただけるかはお客様によって千差万別ですが、あえてAURAS独自の特長としてアピールさせていただくなら『引き出しの多さ』。ホームシアターなら防音や内装の設計施工まで本格的に、ホームオートメーションならシアターだけでなくあかりや空調までサポートでき、そしてBANG & OLUFSEN製品は全ラインアップを店内に揃えています。それぞれをただ扱えるだけでなく、相互に連携させられるプロフェッショナル、また体験まで可能なショップは、全国でも有数かと自負しています。

「空間の細部までこだわりたい」「クオリティと美観、さらに使用感も両立したい」そういったご要望であれば、ぜひAURASをお選びいただきたいです。そのため、ショールームでは最初の提案として我々がもっともよいと考えている “この空間だから叶う” 特別な時間を体験いただき、選んだり合わせたりするのはその次の段階から、というわけです。

  • デモルームは、空間提案のパターンとして店内に設けられました。ルートロン「Athena(アシーナ)」による制御をクレストロンによるプログラムに紐付けすることで、機器とあかりのコントロールを一括化。「Demo Start」を押すと、テレビの電源がついてスピーカーが作動、照明は徐々に暗く、電動カーテンとロールスクリーンが閉まり、ワンボタンでホームシアター視聴の準備完了。オートメーションやシアターをまったく知らない方でも、照明のスイッチを点けるのと同じ感覚でかんたん便利に扱えます。画像はシアターオン時
  • B&Oの88インチ有機ELテレビ+スピーカーシステム「Beovision Harmony 88インチ」とフロア型スピーカー「Beolab 90」などを組み合わせた9chシステムの音とデザイン、ルートロン電動ロールスクリーンの静音性、ならびに動作に個体差がなく美しく揃って昇降する点など、体験ありきで実感できる製品の魅力を、より魅力の伝わりやすい環境で体験できるようにセッティングしているといいます。画像はシアターオフ時
  • シアタールームとデモルームのキーパッドを統一しているように、クレストロンのプログラムを紐付けすることで、家中の壁スイッチを同一のデザインで揃えるプランニングも可能とのこと

SHOP INFORMATION

  • バング & オルフセン 六本木
    〒106-0032東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3F
    TEL:03-3582-7711
    営業時間:11:00 – 19:00
    定休日:水曜日
    アクセス:
    東京メトロ『六本木駅』3・5番出口より徒歩8分
    都営大江戸線『麻布十番駅』7番出口より徒歩8分
    立体駐車場あり
  • ホームシアターのAURAS東京
    〒106-0032東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3F
    TEL:03-3582-6633
    営業時間:11:00 – 18:00(予約制)
    定休日:水曜日

ROOM DATA

●部屋の広さ:約30畳(5×10平方メートル)●画面サイズ:160インチ ●サラウンド:9.1.6ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング、内装/照明デザイン、オートメーションシステムほか

SYSTEM LIST

●プロジェクター:ビクター DLA-V900R ●スクリーン:キクチ科学 TFM-160HDWZ ●AVプリアンプ:マランツ AV10 ●AVパワーアンプ:マランツ AMP10 ●フロントスピーカー:SONUS FABER Olympica Nova V ●トップフロント/ミドル/リアスピーカー:SONUS FABER Palladio PC662P ●センタースピーカー:SONUS FABER Olympica Nova Center II ●フロントワイド/サラウンド/サラウンドバックスピーカー:SONUS FABER Olympica Nova Wall ●サブウーファー:SONUS FABER Gravis V ●オートメーションシステム:CRESTRON ●オートメーションシステム:LUTRON ●コントローラー:APPLE iPad ●プロジェクター昇降機:CAV PL-600 II ●システムラック: