映画とバイクを楽しむためにつくった家
モノトーンのモダンな空間とホームシアターとが見事に調和しているリビング。オーナーの中村さんは、旧車のハーレーを駆るバイカーで、ガレージとホームシアター、両方の趣味を楽しむことをコンセプトに自宅を新築。細部まで徹底して使いやすさと美しさにこだわったといいます。
「以前は住宅街に自宅があったので、バイクの音が迷惑にならないように家の手前でエンジンを切ってから押してガレージまで運んでいました。そこで自分が好きなバイクと映画を我慢せずに思い切り楽しめるように立地も含めて1年半の時間をかけて新築の計画をしました。設計を依頼したファインホームさんには親身に相談にのっていただき、10を超える図面のやり取りをしてしまいました」と、中村さんは振り返ります。
120インチでテレビにない迫力を
設計を担当したファインホームはオーナーに寄り添った設計で有名な旭川のハウスメーカー。インストールを担当したFIST SOUND旭川の園田幸一氏とは以前から何棟もコラボレーションし、ホームシアターのある家をつくっています。そんな縁もあって、中村さんはFIST SOUNDを訪ね、はじめはテレビシアターの相談をしたといいます。しかし完成したホームシアターを見ると、120インチのスクリーンが導入されています。プロジェクターもその大画面にあったJVCの4Kモデル「LX-NZ30」です。
「FISTさんでスクリーンの大画面を初めて視聴しましたが、テレビにはない衝撃がありました。迷わずプロジェクターを買おうと決めました(笑)」と、中村さん。

- スクリーンは120インチ。ケースが露出しないように天井を掘り込んで設置して見えないように工夫しています。スピーカーも床にできるだけ機材を置きたくないという要望からフロント、センター、リアのすべてのスピーカーを天井に埋め込んでいます
美観を第一に考えたサウンドシステム
一方、スピーカーは床置きせずすべて天井に埋め込み、グリルもモノトーンの空間と調和するにようにすべて黒く塗装しています。スクリーンケースは天井を掘り込み、見えないように設置するなど、園田氏は美観を第一に考えてインストールしました。そしてLDKの隣にはリビングと同じくらい広いガレージがあり、キッチンから簡単にアクセスできます。趣味を存分に楽しみつくす理想の家がここに完成しました。
写真/吉田哲昭
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中村邸ホームシアター概要
ROOM DATA
●住宅形態:戸建/新築 ●ホームシアターの広さ:約25畳 ●画面サイズ:120インチ+75インチ ●サラウンド:5.1ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング、造作家具アドバイス など
SYSTEM LIST
●プロジェクター:JVC LX-NZ30 ●スクリーン:キクチ SES-120HDWA/W ●液晶テレビ:ソニー XRJ-75X90L ●Ultra HD ブルーレイレコーダー:ソニー BDZ-FBT2200 ●AV アンプ:デノン AVR-X2800H ●フロントスピーカー:Unisonic AHT-650IW ●センタースピーカー:Unisonic AHT-650IW ●リアスピーカー:Unisonic AHT-650IW ●サブウーファー:POLK AUDIO MXT10 ●天吊り金具:キクチ SPCM ●スマートテーブル:LOOZER STB135
INSTALL SHOP
FIST Sound旭川(アバック旭川店)
〒070-0027
北海道旭川市東7条3丁目1番16号
TEL:0166-29-1230
営業時間:10:00 – 18:00
定休日:火曜日、祝日
http://www.fist-sound.com
ARCHITECT
株式会社ファインホーム
http://www.fine-home.co.jp/














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