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  • 短期集中連載 ホームシアターQ&A
    PART.8「プロジェクターは暗くない?」
    プロが疑問に答えます!

    取材・執筆 / 鴻池賢三
    2022年6月17日更新

    • VGP審査副委員長
      鴻池賢三

ホームシアターのプロが、映画館のある家づくりに役立つ知識・ノウハウをお届けしていく連載企画。
後悔しないホームシアターづくりのために、ぜひお役立てください!

プロジェクターは暗くない?
「日中の室内でも鑑賞に十分な明るさ」

直視型のテレビと比べると、外光の影響を受けやすく、コントラストや色純度の低下によって鮮明さが失われやすいのは事実です。一方、近年は明るさがアップし、2,000~4,000ルーメンといったハイスペックモデルも多く、このレベルになると、日中の室内でもメリハリがあり、鑑賞に充分な明るい映像を得ることができます。映像が暗く感じる時は、適度に遮光や調光を行う、ゲインの高いスクリーンを使用する、あるいは映像を小さくするなどの方策が有効です。

世の中にあるプロジェクターの多くは「ビジネス用」です。そのため、どうしても明るい環境で使った印象を持った人から暗いと誤解されがちです。ホーム用は倍速機能や超解像技術を搭載したり、コントラスト比が高かったり、HDRに対応していたりと映像品質は桁違いです。

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このギモンに回答してくれた専門家

鴻池賢三 氏
VGP審査副委員長
オーディオ・ビジュアル評論家
メーカーにてAV機器の商品企画職、アメリカ・シリコンバレーのデジタルAV機器用ICを手掛けるベンチャー企業を経て独立。THX/ISF認定のホームシアターデザイナーとしても活躍する。