専用室シアターCASE35みんなで趣味を楽しめるガレージホームシアター|ホームシアターCHANNEL
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実例

  • 専用室シアターCASE35
    みんなで趣味を楽しめるガレージホームシアター
    デザインと質を両立させるシステムプランニング

    取材・執筆 / 塚田真由子
    2023年1月18日更新

平家の中心にガレージがある斬新なスタイル

バイクでツーリングに出かけるのが好きで、キャンプ好き。そんなIさんご夫妻は、住宅メディア「Dolive」とガレージライフスタイルブランド「GORDON MILLER」がコラボして企画したガレージハウス「THE HOUSE GARAGE PROJECT」を偶然知り、そのユニークさに惹かれて家をつくることに。

その名のとおり、平屋建ての住まいの中心にあるのはガレージで、その左右にリビング、寝室という斬新な間取りになっています。ガレージといえば、男の隠れ家的なスペースのイメージが強いですが、Iさんの住まいのガレージはみんなで趣味を楽しめるようになっています。

  • 「ガレージが媒介となり、屋外と屋内、車と生活の距離を近くする」。そんなコンセプトを持つ「THE HOUSE GARAGE PROJECT」で家をつくったIさん夫妻。向かって右側が寝室、左側がリビングダイニングで、窓を開け放つとガレージと一体感のある広々とした空間になります。
  • ブランクはあるものの長年にわたってバイクのツーリングを楽しんできたIさんの愛車がこちら。右がハーレーダビッドソン、左がネオレトロなルックスで知られるヤマハの「SR400」。この2台のバイクを置く場所がほしかったことから、ガレージにホームシアターをつくる、という構想がはじまりました。
  • 大きなサッシ、コンクリート土間により、屋外と屋内とのつながりがシームレスに感じられるつくり。サッシの前に遮光カーテンを垂らすことで、映像により一層集中することができます。

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4K・120インチと5.1.2ch導入で画質・音質も追求

それを証するように、ガレージには美しいホームシアターも共存しています。インストールを手がけたのはアンティフォンの松居邦彦氏。ガレージは趣味を楽しむ場所ですが、みんなが集う場所でもあります。そんなコンセプトを受けて、インテリアと調和しつつも、クオリティにも優れたシステムプランを提案しました。フロントおよびセンター、リアスピーカーは、ご主人が音質とデザインに惚れ込んだSonus faberの「Luminaシリーズ」。さらに、立体的な音場をより楽しめるように、天井には埋め込みスピーカーを設置、ドルビーアトモス5.1.2chを実現しました。プロジェクターはレーザー光源を搭載したソニーの4K/HDRモデル「VPL-VW775」。映像を受け止める120インチスクリーンについても、隣り合うリビングの照明の影響を受けにくいビーズタイプを選びました。

  • 写真左/フロントスピーカーには、Sonus faberのエントリーライン「Lumina」のトールボーイ「Lumina III」をチョイス。北イタリア・ヴィチェンツァの工房で熟練の職人が一台ずつ仕上げているだけあって、7層のプライウッドによるフロントバッフルは工芸品のように美しいです。
    写真右/リアスピーカーもSonus faberで「Lumina I」。
  • センタースピーカーは「Lumina C」で、5chのスピーカーすべてをLuminaシリーズで統一しています。
  • サブウーファーは松居氏肝煎りのモデル、Paradigmの「Defience V10」。独自技術「ARC(Anthem Room Correction)」による音響補正機能を備えており、ARCを使用すると室内の定在波の影響が排除されるように自動チューニングされます。
  • 視聴位置後方にはアウトドアブランド、スノーピークの「ローチェア30」が2脚置かれています。Sonus faberの埋め込みスピーカーを天井に2基取り付け、ドルビーアトモスも楽しめるようにしました。
  • ソニーのレーザー光源搭載プロジェクター「VPL-VW775」を梁に天吊り設置しています。
  • スクリーンは大開口のサッシの前に設置しています。幅約3.6m、そしてフロントスピーカーを設置するスペースを考慮して、スクリーンのサイズ120インチを導き出しました。幕面はビーズタイプで、キクチ科学のソルベティグラスを採用しています。

完成してから約半年。ガレージシアターでは映画やK-POPのライブ、アニメなど、さまざまなコンテンツを楽しんでいるというご夫妻。Amazon Musicの音楽をBGMにしてくつろぐことも多いといいます。Iさんご夫妻の暮らしぶりを見ていると、男の秘密基地といったガレージのイメージが一変。住まいの中心に楽しい要素があるガレージシアターハウスなら、暮らしを思う存分謳歌することができるに違いありません。

  • 右側に見えるのがリビングダイニング。中2階にはロフトがあり、ご主人のスニーカーコレクションが陳列されています。
  • ロフトから1階を見下ろした様子。ロフトにあるハンモックで寝転がりながら、音楽に耳を傾けることもあるのだそう。
  • 「アンティフォンの松居さんは、機器についてとてもマニアックな方だけあって、その眼で選ばれた製品のクオリティには大満足です」とIさん。『スター・ウォーズ』シリーズや『トランスフォーマー』がお気に入りの映画だと語ってくれました。
  • インストールを手がけたホームシアター石川 アンティフォンの松居邦彦氏。

写真/大野 博

I邸ホームシアター概要

HOMETHEATER DATA
●住宅形態:戸建/新築 ●家族構成:夫婦 ●ホームシアターの広さ:約20畳 ●画面サイズ:120インチ ●サラウンド:5.1.2ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング ほか

SYSTEM LIST
●プロジェクター:ソニー VPL-VW775 ●スクリーン:キクチ SE-120HDSG/K ●Ultra HDブルーレイレコーダー:ソニー BDZ-FBT2100 ●AVアンプ:マランツ NR1711 ●フロントスピーカー:Sonus faber Lumina III ●センタースピーカー:Sonus faber Lumina C ●リアスピーカー:Sonus faber Lumina I ●サブウーファー:Paradigm Defience V10 ●トップスピーカー:Sonus faber PC-562P

INSTALL SHOP
ホームシアター石川 アンティフォン
〒921-8005
石川県金沢市間明町1丁目29
TEL:076-292-1475
営業時間:10:00〜19:00
定休日:火曜日、第2・第4水曜日
https://www.antiphon.co.jp/

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