いよいよはじまる新生活。憧れの大型テレビに見合うAVボード、どうやって選びますか? これまでにご紹介した「カリモク家具」「アルフレックス」に続き、デザインとスペックの両面から自信を持ってお薦めできるAVボードをご紹介します。老舗家具メーカーによって考え抜かれた、久和屋「GRANDSTAGE(グランステージ)」です。
機能性にも優れたお薦めAVボード・カリモク家具「ソリッドボード」
アルフレックス初のAVボード「ヴィスタ」はケーブルすっきりで床面積アップ
静岡の仏壇発祥の老舗メーカー・久和屋
今回ご紹介するのは、無垢材と植物性オイルによる“体に優しい家具”づくりをモットーにする家具メーカー「株式会社 久和屋(くわや)」。1948年に静岡で創業し、チェアやテーブル、ソファからベッド、仏壇まで手がけています。
お薦めしたいのは、ふんだんに無垢材を使いながらも壁掛けを可能にしたAVボードです。無垢の家具ということもあり、本体の重量も50〜60kgあるなか、加えて100kgの耐荷重があるとのこと(JIS規格で60kg)。子どもが乗ってしまっても大丈夫そうですね。
施工方法は「ドッコ材」という壁掛けパーツを設置し、そこに本体を引っかけて壁掛けする仕組みです。
- ズレないように壁面にドッコ材をビス留めしたあと本体を設置、ボードの天板はあとから取り付けます。この天板が取り外し可能なので、壁掛けしたまま、好きなタイミングで配線や機材の交換もできます。
- さらに安全性を高めるため、本体側から数カ所ねじ止めして固定します。グレーの部分が補強する部分(貫)。また、正面中央のソフトダウンステー付き扉にはスリットがあって赤外線操作や通気にも有利です。
価格も「GRANDSTAGE(グランステージ)」幅150mmのローボードで108,900円(税込)からと、検討しやすいラインです。
テレビを壁掛けしたらAVボードも壁掛けスタイルに。レコーダーやAVアンプといったホームシアター機器もすっきりと収納できる、スタイリッシュで掃除もしやすいことも魅力です。
- 初号機にしてベストセラーの「グランステージ」のほか、シンプルな「Parallel(パラレル)」(152,900円〜)、クールな「Terminal(ターミナル)」(116,000円〜)も同様の機構を採用しており、幅違いも含めて多彩なラインアップから選べます。
- 遠藤義人 氏
ホームシアターのある暮らしをコンサルティングする「fy7d」代表。編集者として数100件のホームシアターを訪問、住宅インテリアブランドを取材した経験から、大画面&高音質と住宅インテリアを組み合わせたホームシアターの普及・啓蒙のための活動を幅広く行う。