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ガイド

  • 塚田真由子のシアターインテリア探検隊! 連載第5回 カリモクで見つけた<前編>
    テレビシアターに最適な工夫が盛り沢山!
    テレビボード3選

    取材・執筆 / 塚田真由子(ホームシアターファイルPLUS編集部)
    2020年4月1日更新

老舗国産家具メーカー「カリモク」を突撃

ホームシアターの満足度を高めるためのインテリアをご紹介する連載「シアターインテリア探検隊!」。第5回は、70余年の歴史を誇る国内最大手の木製家具メーカー「カリモク家具」に行ってきました。1940年に刈谷木材工業として創業し、1962年より国産家具の自社製品の開発を開始、「100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい」を合言葉に、天然木の魅力を活かした安心安全・環境保全に配慮した家具づくりが特長です。全国に26店舗を展開するショールーム(小売りなし)では、専任スタッフさんが部屋の図面などをもとにレイアウトのアドバイス、床材・壁や家具とのカラーコーディネートまで相談にのってくれるのがポイントです。
今回、関東地方最大の展示面積を誇る新横浜ショールームにお邪魔し、同ショールーム館長の神谷典良さんに、リビングシアターに最適なテレビボード、ホームシアター専用室に最適なチェアをご紹介頂きました。前編では、リビングシアターに最適なテレビボード厳選3モデルをお届けします。

  • カリモク家具 新横浜ショールーム
    住所:神奈川県横浜市港北区新横浜1-12-6
    営業時間:10:00〜18:00
    休館日:水曜日(祝日は営業)
  • 教えていただいたのは
    カリモク家具株式会社
    新横浜ショールーム 館長
    神谷典良さん
    今回の取材後、サウンドバーに興味を持ってくださり、ご家庭に導入されたそうです。大変嬉しいです!
  • 新横浜ショールームは10階建ての大きなショールーム。5階はカジュアル・カントリー、6階はベーシックというように、インテリアのスタイル毎にフロアが分けられています。写真は8階「モデルルーム フロア」の様子。インテリアのテイストや広さなどに分かれて、さまざまなルームコーディネートを提案しています。

機能性と安全性に優れた人気No.1

カリモク家具でも一番人気のテレビボード「SOLID BOARD ソリッドボード」は、扉の凹凸に厳選された無垢材を、天板と側板には積層無垢材を採用しています。幅5サイズ、高さ26サイズを用意していて、テレビのサイズや暮らし方に合わせて選べます。ホームシアターで使用するAV機器やゲーム機、Wi-Fiルーター、また書物や雑誌なども効率よくユーザーのスタイルに合わせて収納でき、さらに美しく隠せるのもポイントなのです。扉を閉じたままリモコン操作もできるため、美しく機能性に優れたテレビシアターを手軽にはじめたい方にぴったりのテレビボードです。

  • 「SOLID BOARD QT70」
    ¥282,000(税抜)
    ※写真の仕様「QT7037XR-A」主材:ウォールナットの場合
    外形寸法2038W×460H×420Dmm
    <塚田真由子の一言>
    ケーブルの通線や放熱など、微に入り細を穿つ設計に驚きました。電源タップにホコリがたまることで火災の原因にもなるトラッキング現象を防ぐため、ボードと壁面の間に隙間を少なくしたという安全性を第一に考えた配線処理設計にも脱帽です。
  • 棚板は移動式で、収納する機器などの高さに合わせて棚の高さを15mmピッチで細かく調整できます。棚を外して使うこともでき、外した場合は472W×327H×322Dmmのスペースを使えます。スリムなAVアンプやセンタースピーカーの収納に適しています。
  • 背面のパネルの取り外しも可能です。後ろから配線交換ができ、また機器の入れ替えだって簡単。背面にはテレビボード外側に配線するための上下通線穴を設けているため、レコーダー/プレーヤーからAVアンプへの配線といったAV機器同士の接続も簡単そうです。
  • 背面には配線溜りスペースを装備。縦板下部を凹ませることで、ごちゃつきがちなケーブルや電源ボックスをすっきり収納できます。

サウンドバーが収納しやすいテレビボード

「SOLID BOARD ソリッドボード」にはサウンドバーの収納スペースを設けた特別仕様「QT7018/7038」も用意されています。ショールームではヤマハのサウンドバー「YSP-4300」(2012年発売、現在は終売)が入っていて、サウンドバーがどのように収められるのか、またどれくらいのサイズのサウンドバーが置けるのか、すぐにイメージすることができました。このモデルは、幅2038mmの1サイズで、高さを26サイズから選べます。

  • 「SOLID BOARD QT7018/7038」
    ¥276,000(税抜)
    ※写真の仕様「QT7018ME-A」主材:オークの場合
    外形寸法:2038W×460H×420Dmm
    <塚田真由子の一言>
    最近はテレビスタンドが低かったり、スタンドレスのようなデザイン性が高いテレビが増えてきていることもあり、サウンドバーをテレビの前に置くという従来の設置方法だと、映像にサウンドバーの姿が掛かってしまうので、「QT7018/7038」のようにラック内にサウンドバーを収められるタイプは大変貴重です!
  • 1100W×80H×160Dmmのサウンドバー収納スペースを設けています。サウンドバーのスタンダードクラスミドルクラス、たとえばソニー「HT-X8500」やBOSE「BOSE SOUNDBAR 700」などの人気モデルを収めることができます。

テレビの壁掛けスタイルが手軽に叶う

お部屋をすっきりでき、薄型テレビがデファクトスタンダードになったこともあり、テレビの壁掛けスタイルでの設置は大変人気です。新築やリノベなどでないとテレビの壁掛けスタイルは難しいと思われがちですが、簡単にテレビの壁掛けスタイルをお部屋に取り入れることができる優れたテレビボードが「QW42」です。神谷館長が紹介してくれた「QW42」は、マンションや賃貸などで壁に穴を開けなくても、壁掛けのような設置ができます。背板にはSANUS製金具を採用。32〜65インチ程度までのテレビを設置することができるようです。今手持ちのテレビ、またこれから購入予定のテレビの仕様が、取り付けられるかぜひチェックしてみてほしいです。

  • 「QW42」
    ¥144,400(税抜)※写真の組み合わせの場合
    外形寸法:1180W×1200H×460Dmm
    <塚田真由子の一言>
    壁に補強工事やネジなどを打ち込む必要がないため、手軽に壁掛けスタイルを楽しむことができます。幅も狭く省スペースなのも特長で、お部屋の空間を有効活用できるのもポイント。
  • SANUS社の壁掛け金具は、テレビの大きさや見やすさに合わせて、パネル側で3段階、金具側でも細かな高さ調整ができます。また、背板には機器のケーブルを背面に通すことのできる通線穴が設けられており、すべて背面に隠すことができます。
  • パネル下部にはオプションの棚板が取り付けられます。棚板はサウンドバーが設置しやすい1174W×20H×200Dmm、レコーダー/プレーヤーの設置に適した440W×20H×290Dmmの2種類から選べます。背板には3箇所設置スペースが設けられ、棚板の位置も自由に変えることができます。

ショールームで実際に「SOLID BOARD」や「QW42」を体感し、痒いところに手の届く仕様を実現しているところに大変驚きました。オーダーではない既存の家具のなかで、ここまで放熱や配線処理などに心配りされている家具をラインアップしているメーカーはまだまだ少ないと思います。「カリモクで見つけた<後編>」では、ホームシアター専用室にオススメのパーソナルチェアをご紹介します。次回もお楽しみに!