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ガイド

  • 塚田真由子のシアターインテリア探検隊! 連載第6回 シアターインテリア探検隊!PART.6
    カリモク<後編>
    究極の座り心地を味わえるリクライニングチェア!
    リクライニングチェア

    取材・執筆 / 塚田真由子(ホームシアターファイルPLUS編集部)
    2020年4月8日更新

リクライニングチェアを厳選

ホームシアターの満足度を高めるためのインテリアをご紹介する連載「シアターインテリア探検隊!」。「カリモク<後編>」では、カリモク家具新横浜ショールームを訪れ、同ショールーム館長の神谷典良さんに、ホームシアター専用室での居心地のよさを高めるパーソナルチェアをご紹介いただきました。映画1本、約120分程の時間、ずっと座り続けることが多いホームシアターのチェアには、背もたれを最適な角度に合わせて調節できる「リクライニング機能」がついたチェアがオススメ。そこで、種類もさまざまで多数のチェアが店内に並ぶなかから、専用室シアターでぜひ使ってもらいたいリクライニングチェアを選んでいただきました。

  • カリモク家具はリクライニングチェアのラインアップが実に豊富。カリモクの最高峰ブランド「domani/ドマーニ」に属するプレミアムチェア「EXEFORT(エグゼフォート)」も用意されており、高級感あふれる雰囲気を醸しています。
  • リクライニングチェアのスタイルもさまざま。写真の「ZU42」はボリューム感のあるデザインが特長です。

PART5はこちら>>>シアターインテリア探検隊!PART.5「カリモク<前編>テレビシアターに最適な工夫が盛り沢山!」

“快適を科学”した究極形「ザ・ファースト」

カリモク家具では、「座っているのに疲れるのはなぜか」という疑問から、人間工学に準じた「座り心地研究」に基づく家具開発を1998年より開始。多くの人々の身体の寸法や体圧分散などの膨大なデータをもとにチェアやソファを開発してきましたが、その究極形が、神谷館長にオススメしていただいた「ザ・ファースト」です。日本人の体型、体圧や血流などの生体計測に加え、脳波・脈波などの心理計測を行い、究極の心地よさを数値化。筋肉の緊張がほぐれ、脈波が安定し、脳波が「心地よさ」を示す、その条件を突き詰めて誕生した「ザ・ファースト」は、長い時間座っていても疲れを感じにくく、専用室シアターのチェアとしてまさにうってつけです。

  • ザ・ファースト RU72モデル
    ¥196,600(税抜/Sサイズ U23ランク布張)〜
    ※写真の場合 ¥261,000(税抜/Mサイズ アリエス 総革張)
    <塚田真由子の一言>
    体重を預けるだけで自然とリクライニングする、そのスムーズさに驚きました。一般のリクライニングチェアは背もたれや足に軽く力を加える必要がありますが、力む必要が一切ないのです。包まれているようなふわりとした座り心地も絶妙です。
  • 背が座面の下方に潜り込むようにスライドする独自の二重レール構造の採用により、リクライニング時のシートと身体の不快なズレが生じず、理想的な姿勢を保ったままリクライニングできます。
  • 一般的なクッションには弾力があり、その反発力が無意識のうちにストレスになることも。「ザ・ファースト」では座面・背面シートの内部に新素材「3Dネット」を採用。この素材は身体の曲線に沿って柔軟に曲がるものの伸縮はしないため、身体に負担をかけることがありません。
  • 座面と背面のリクライニングに連動して、ヘッドレストの角度が自動的に調整されるのもポイント。映画を観ている時にリクライニングすると、自動的に頭部が持ち上がり、画面を観るのに最適な視線の高さを維持。水平に近い角度になれば、ヘッドレストも自動的に倒れます。

デザインの異なる6種類から選べる

「ザ・ファースト」は、背もたれの幅やアームのクッションの形状などの異なる6種類のデザインバリエーションが用意されていることも特長です。座った時の好みに合わせてデザインを選べるほか、「RU72」「RU73」「RU77」の3モデルには、S/Sプラス/M/Lの4サイズが用意されているので、体型に合わせて的確なサイズを選ぶことができます。なお、ほかの「RU75」「RU74」「RU71」の3モデルはMサイズのみ用意しています。

  • ザ・ファースト RU73モデル
    ¥199,800(税抜/Sサイズ U23ランク 布張)〜
    ※写真の場合 ¥218,600(税抜/木部オーク材 U52ランク 布張)
    <塚田真由子の一言>
    アーム部分にボリュームのあるクッションが採用されており、肘を置いた瞬間からふわりと気持ちよく、とってもリラックス! 身長154cmと小柄な私にとってリクライニングチェアのサイズが合わない時がありますが、Sサイズが用意されているためピッタリサイズを選べました。
  • 「RU73」(写真)、「RU72」、「RU77」の3モデルは、S/M/Lの3サイズに加えて、Sの座面の奥行きを長くしたSプラスも用意されています。日本人の身体の寸法を研究し、編み出されたきめ細やかなサイズ展開に脱帽です。

じっくりと映画や音楽の世界に浸る専用室シアターならば、チェアも座り心地にこだわって選んでほしいです。特に腰痛持ちの私は、座った時に腰と背もたれとの間にすき間ができて、腰が痛くなってしまうのが悩みでしたが、「ザ・ファースト」は不快なズレが一切ないことに本当に感動しました! カリモク家具のショールームに出かける機会があれば、操作レスでリクライニングできるストレスフリーな座り心地も体感してみてください。あなたにピッタリなリクライニングチェアが必ず見つかります!
長時間にわたって多数の家具をご紹介していただいた神谷館長、誠にありがとうございました。