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  • LED照明と一体の“ランタン”スピーカー「albos Light & Speaker」 人が集まる中心にも角度調整できる手元あかりにも

    取材・執筆 / 遠藤義人
    2024年8月23日更新

    • ホームシアター・コンシェルジュ
      遠藤義人

LED照明とBluetoothスピーカーのコラボ製品は数あれど、キヤノンマーケティングジャパンとキヤノン電子が手がける「albos Light & Speaker」はご存じですか? 「Always By Our Side」、つまり“いつも私たちのそばに”を標榜するブランドです。東京ビッグサイトで開催されたインテリアデザインの見本市「interiorlifestyle TOKYO」で情熱的にプレゼンテーションしており、つい足を止めてしまいました。

  • 「interiorlifestyle TOKYO」でのキヤノンマーケティングジャパンのブース

繊細かつ美しいアルミ削り出しの軽量ボディ

この「albos Light & Speaker」は2022年12月に発売された、キヤノンとしては初のLED照明&Bluetoothスピーカーのコラボ製品。「人が幸せを感じる快適な空間作り」をコンセプトに創り上げた「albos(アルボス)」プロジェクトの初号機です。「これまでは一般ユーザー向けにアピールしてきましたが、今後は商用向けにも積極的に販売していきたい」と意気込みます。

ぱっと見ランタンのようなボディは、アルミ削り出しで、カラーリングはシルバーとブラック。個人的にはルイス・ポールセンの「PHランプ」のような真鍮仕様があったらいいなと思いましたが、とくにシルバーは精悍なデザインが映えて、さすがキヤノンだなと思わせる繊細かつ美しい上質な仕上がりです。

約1.6kgと軽量で、USB-C充電によるコードレスなのも魅力。約3時間充電で、ライトと音楽再生を併用して約3時間動作します。すっと持って、リビングからダイニング、寝室、ベランダ・・・などと移動しながら使いたくなります。

フリーストップなアームはついつい動かしたくなる

フリーストップなアームと繋がる頭頂部分がLEDライトとなっており、ライトの角度(270度)やアームの位置(プラスマイナス25度)は、片手でスムーズに動かせます。光の均一性もなかなかで、LEDモジュールの粒々がムラになって影になってしまうマルチシャドウもありません。3段階の調光と寒暖の調色も切り替え可能です。

  • ライト部/アーム部/ボディ部の3箇所が可動できるように設計されています

また、ボディ部分がBluetoothスピーカーとなっており、50mm口径のフルレンジスピーカーが上向きにサウンドを拡散する仕組み。本体下側にはパッシブラジエーターを装着しています。Bluetoothのバージョンは5.0、コーデックはSBCに対応。内蔵パワーアンプは10Wで、当日は爽やかなBGMを会場に響かせていました。このボディ部分も360度回転します。

ホームシアターの手元あかりとしても重宝しそうな「albos Light & Speaker」は、メイドインジャパン。キヤノンオンラインショップのほか、家電量販店等でも販売されています。木陰のテーブルに1本立て、アンビエント系やヒーリング系の爽やかサウンドを奏でて、この暑い夏から残暑を乗りきりましょう!

  • 手元をスポットで照らすほか、壁面にバウンスさせてもよさそう
  • 長寿命な高出力LEDを採用。光色は白色/暖色の2色を、調光は弱/中/強の3段階を切り替えできます

お問い合わせ先

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
https://personal.canon.jp/product/albos/brand