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実例

  • 専用室シアターCASE24
    20畳を超える空間に映えるプレミアムシステム
    ホームシアターとハイエンドオーディオを両立

    取材・執筆 / 竹内純(ホームシアターファイルPLUS編集部)
    2022年3月24日更新

デザイン性に富むスピーカーを選択

ご家族はもちろん、友人も集まって来る憩いの場。「いらっしゃったお客様は皆びっくりされます」という自慢の場所です。オーディオやホームシアターに詳しいお兄さんの影響を受け、「ホームシアターに対する関心は自然と高まっていきました」と話されるTさん。お兄さんの家にもホームシアターがあり、新築にあたっては当然のごとく「ホームシアターを!」と思い立ちました。

「あまり詳しくないものですから。のだや郡山本店の湯川さんと兄に船頭になって引っ張ってもらいました」と全幅の信頼を寄せて完成を目指しました。まずこだわったのは、“顔”とも言えるフロントスピーカー。“おしゃれな見た目”も重視してセレクトしたのは、FOCAL「Sopra N°3」。国内ではまだ未販売だった本シリーズのセンタースピーカーは、お兄さんがわざわざ海外から取り寄せたものです。

当初130インチを想定していたスクリーンは、湯川氏が綿密に図面を引いてみると140インチの導入が可能と判明。思わぬサプライズとなりました。

  • 約20.6畳のスペースに140インチの張り込みスクリーン、デザインもユニークなFOCAL「Sopra N°3」をメインにした7.1.4chドルビーアトモスのシステム。壁面は両サイドをブルー、背面をえんじ色でまとめて落ち着いた雰囲気を演出します。
  • デザインも重視して選んだフロントスピーカー FOCAL「Sopra N°3」。サラウンドスピーカーとサラウンドバックスピーカーはフロア型のFOCAL「Chora816」で揃えました。
  • 日本で未発売のセンタースピーカーFOCAL「Sopra Center」を海外から取り寄せました。両脇に顔を揃えるのはピュアオーディオ用のマランツのパワーアンプ「SM-11S1」。オーディオ用の配線はアップグレードしやすいように露出させました。
  • サラウンドは7.1.4chのドルビーアトモス。天井のアトモス用埋込スピーカーJBL「Studio28IC」。 AVアンプはヤマハのセパレートタイプ「CX-A5200」「MX-A5200」。

機器や照明をiPadでワンタッチ操作

Tさんのお気に入りはクレストロンを用いたiPadによる一括コントロールのシステム。煩わしい“黒子”にあたる操作などはすべてお任せ。「自動で連携して操作してくれますから、『DVD/BDディスクを見る』『Amazon Fire TVを見る』など、ワンタッチで手軽に、大きな画面といい音を純粋に楽しむことができます。本当に満足しています」と笑顔で語ります。

映像・音響機器のみならず、シーンに合わせて照明の明るさやオン/オフを一括コントロールでき、映画鑑賞中に飲み物を取るときに手元だけを照らすこともできます。「至れり尽くせりで本当に便利です。利用する敷居がぐんと下がりました。30分でも時間が空くと『ちょっと見てみようか』と思いますからね」とTさん。

  • プロジェクターには4K/HDR対応のJVC「DLA-V7」を選択。
  • Tさんお気に入りのワンタッチオペレーション。「オーディオ機器は実はコントロールできないものも少なくないのでちょっと苦労しました」と話す湯川氏。
  • シアタールームを3つのゾーンにわけ、「全灯」「くつろぎ」「シアター」「スポット」の4つの照明パターンをボタンひとつで呼び出すことができます。照明プランは位置や数など湯川氏がアイデアを出し指定しました。

ハイエンドオーディオシステムも充実

お兄さんから譲り受けたMark Levinsonのプリアンプ「No326S」などハイエンドのオーディオシステムの充実も目を見張るポイント。お子さんがまだ小さいため、オーディオに浸る十分な時間もまだ持てないとのこと。「これからの楽しみです」と語ります。

TさんおひとりのときにはブルーレイやNetflixを、小さなお子さんとはアニメやディズニーを、友達が来る時には事前にリクエストを募って作品を準備するといいます。コロナ禍でおうち時間が増えるなか「家でも映画館で見るのと同じ感覚で楽しむことができます。スポーツ番組もとても楽しめますよ」とまさに大車輪の活躍を見せています。

  • ラックの中にはオーディオマニアのお兄さんから譲り受けた機器を含めたハイエンドオーディオシステムも充実。プリとパワー間のケーブルは短く、露出したままで音質を重視。容易に繋ぎ変えて楽しむことができます。壁の電源コンセントもラック後ろに隠さず、ケーブルの取り回しやすさを考慮してラックから外れた位置に設定しました。
  • ドアも防音仕様で、大音量で映像や音楽を楽しめるのはもちろん、仲間が集まって大声で盛り上がっても心配不要です。
  • ディスクを収めたラック。この他に背の低いラックがあり、コレクションが収められています。
  • インストールを手がけたのだや郡山本店の湯川裕久氏。

写真/三浦健太郎

T邸ホームシアター概要

ROOM DATA
●住宅形態:戸建/新築 ●家族構成:夫婦+子ども2人 ●ホームシアターの広さ:約20.6畳 ●画面サイズ:140インチ ●サラウンド:7.1.4ch ●インストール内容:機器設置、システム ●プランニング、かんたん操作、調光アドバイス ほか

SYSTEM LIST
●プロジェクター:JVC DLA-V7 ●スクリーン:オーエス PX-140H-HF102(レイロドール) ●Ultra HDブルーレイレコーダー:パナソニック DMR-4W300 ●Ultra HDブルーレイプレーヤー:パイオニア UDP-LX800 ●AVプリアンプ:ヤマハ CX-A5200 ●AVパワーアンプ:ヤマハ MX-A5200 ●プリアンプ:Mark Levinson No326S ●ステレオパワーアンプ:マランツ SM-11S1 2台 ●フロントスピーカー:FOCAL Sopra N°3 ●センタースピーカー:FOCAL Sopra Center ●サラウンドスピーカー:FOCAL Chora 816 ●サラウンドバックスピーカー:FOCAL Chora 816 ●トップミドル&トップリアスピーカー:JBL Studio 2 8IC ●サブウーファー:イクリプス TD520SW

INSTALL SHOP
のだや郡山本店
〒963-8871
福島県郡山市本町1-3-8
TEL:024-932-0254
営業時間:10:00〜19:00
定休日:火曜日、第2・第4水曜日
http://www.audio-nodaya.com/