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  • ブルーレイだって見逃せない!
    おすすめハイクオリティソフト3選
    伊尾喜大祐が画質と音質で選んだ[2021-2022]

    取材・執筆 / 伊尾喜 大祐
    2022年4月19日更新

邦画やアニメ作品ではまだまだ主流

ハリウッド映画の大作などでは4K UHD BDの裾野が拡がりつつありますが、日本映画やアニメ作品のパッケージでは、まだまだ主流はブルーレイであり、作品によってはブルーレイのシェアがDVDを上回ることもあります。豪華なパッケージ仕様だったり、凝りに凝ったオーサリングが行われていたり、リマスターで旧作が見事に甦ったり…そんなブルーレイならではの楽しみもあるでしょう。

  • 高画質&高音質の最高峰のメディアは、やはり4K/HDRが楽しめるUHD BDですが、国内で人気を博した邦画タイトルはまだまだBDが主流のメディアです。さらに旧作品のリマスター版が続々と登場しているのもBDの特長です。

4Kリマスター・ソフトBest5はこちら>>>画質と音質で選ぶ! 4K Ultra HDブルーレイ 4Kリマスター・タイトルBest5

豪華なパッケージ仕様や凝ったオーサリングにも注目

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、ご存じ2020年の特大ヒット作。炭治郎たちの激闘が色鮮やかな映像とダイナミックなカメラワークで展開し、5.1ch音場狭しと大暴れします。アップミックスでイマーシブサウンド再生しても、最初から3Dサウンド作品だったのかと錯覚するほどに効果的なので猛烈にオススメです。特典からパッケージデザインまでとにかく豪華な「完全生産限定版」のリリースも大ヒット作の証でしょう。

  • 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
    ¥9,900(税込)
    アニプレックス
    ANSX-16001~16003
    ●制作:2020年/日 ●本編映像:117分、ビスタ ●本編音声:日本語DTS HD-MA 5.1ch

『ドロステのはてで僕ら』は、筆者が制作監修を務めた1枚。パソコン画面から「2分後の未来の自分」が話しかけてきたことに始まる、藤子不二雄的なSF(すこし不思議)快作です。本編の世界観が特典映像からメニュー画面に至るまで徹底的に踏襲され、近年稀に見る凝りまくった仕様が楽しませてくれます。

  • 『ドロステのはてで僕ら』
    ¥6,050(税込)
    ヨーロッパ企画
    E-MOVIE001
    ●制作:2020年/日 ●本編映像:70分、ビスタ ●本編音声:日本語DTS HD-MA 5.1ch

『真夏の夜のジャズ 4K修復版』は、ジャズファンなら誰でも知ってる名作中の名作が4K修復版で登場しました。16mm撮影映像の見事な修復もさることながら、オリジナルのモノラル素材から新たにリミックスされた5.1ch音声が出色のクオリティです。

  • 『真夏の夜のジャズ 4K修復版』
    ¥6,380(税込)
    KADOKAWA
    DAXA-5773
    ●制作:1959年/米 ●本編映像:83分、スタンダード ●本編音声:英語リニアPCM 2.0ch(96kHz/24bit)、英語リニアPCM 5.1ch(48kHz/24bit)