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  • 家具にビルトインするホームシアターがある家 ひかり工務店「家具部」始動! 関西地区を拠点に、新築からマンションのリノベまで

    取材・執筆 / 遠藤義人
    2023年10月20日更新

    • ホームシアター・コンシェルジュ
      遠藤義人

上質なインテリアにオーディオビジュアル機器をいかに馴染ませていくか。筆者がコラムの幹にしているテーマであり、「ホームシアター」最大の課題です。実はそれは照明器具や家具でも同じ。“そのもの”が美しく格好よくても、十人十色である個々の居住空間にマッチするかはまた別問題です。このたび、神戸と東京・目黒で展開してきた「kanna(カンナ)」が大阪で急成長をみせる「ひかり工務店」の傘下に入り、「家具部」として上質なホームシアター&インテリアを展開することになったというので、実際に赴いて話を聞いてきました。

品質とデザイン力重視の「ひかり工務店」

ひかり工務店の本社は、大阪府豊中市。京都から左遷された菅原道真が少彦名命(スクナヒコナノミコト)に祈りを捧げたところ足の病気から快復、ぶじ太宰府に到着したことから、“足の神様”として重宝されるようになった「服部天神宮」に徒歩3分の場所にあります。

代表取締役の清水洋人さんは、自身が一級建築士。地元工務店の現場監督を経て2003年に独立し、奥様と2人三脚で小口リフォームからはじめ、品質とコストパフォーマンス、そしてデザインを重視することで、地元密着の工務店として信頼を積み重ねてきました。

  • 「ひかり工務店」本社内観

やがて戸建て木造新築からリノベーション、マンションリノベーションを網羅するように。近年では、2021年にJERCO REFORM CONTEST DESIGN部門新人賞、2022年に性能向上リノベ デザインアワード特別賞、2023年にはLIXILメンバーズコンテスト準グランプリを受賞するなど「HIKARI」ブランドが急成長を遂げています。フォロワー7.7万のインスタグラムからは、月30件ほど問い合わせが来るというから驚きです。

  • マンションリノベの事例。ブランドサイトにて他画像も見ることができます「ZOE HOUSE

「お客さまの中心は、新築と戸建てリノベーションではファミリー層、マンションリノベでは30〜40代の単身もしくはDINKsの方です。いずれもインスタグラムをご覧になり、“オシャレなイメージ”を抱いてご相談に来られます。単価は3500万から5000万程度。新築の注文住宅も人気ですが、ご予算次第で『ふつうの新築より、オシャレなリノベ』をご案内することもできるのがわたしたちの強みです。リノベーションであれば700万円ぐらい施工費を節約することもできますから」(清水社長)

  • 取材に協力してくれたひかり工務店代表の清水洋人さん

新築からマンションのリノベまで実績多数

デザインを重視する清水社長は、HIKARIブランドを高めるため、スタイリッシュな家具とホームシアターを展開してきた旧kannaの艸島功詞さんに声をかけます。現場のデザイン・施工に専念したいと思っていた艸島さんの思惑と一致して、職人らすべてを含めてひかり工務店の傘下へ。9月より新たに「家具部」を立ち上げ、旧kannaで展開してきたノウハウを遺憾なく発揮してもらうこととなりました。

  • 旧kannaがインテリアを手がけたリビングシアターの事例
  • 旧kannaがインテリアを手がけたリビングシアターの事例

2024年1月には戸建て新築の新ショールームもオープン予定で、すでに設計図も完成。ちょっと見せていただきましたが、そこには、キッチンカウンターから見下ろせる大画面ホームシアターがありました。

「わたし自身も艸島さんと出会うまで、正直ホームシアターというものをちょっと侮っていたんです。これからHIKARIブランドでオシャレなインテリアと本格的なホームシアターを展開できるのが楽しみです」(清水社長)

ひかり工務店の新ショールーム、そして関西地区拠点のインテリア&ホームシアターを重視した家づくりのトレンドの展開から目が離せません。