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  • 映画を楽しんだらそのままうたた寝する贅沢。パーソナルチェア「ラグース」発売 調整できるヘッドレスト付き! カンディハウスの新作チェア

    取材・執筆 / 松原ひな子(ホームシアターCHANNEL編集部)
    2024年9月18日更新

カンディハウスは、パーソナルチェアー「ラグース」の発売を開始。6月に本社旭川で発表して以来、そのデザイン性・機能性ともに好評を得ていたという注目のインテリアで、ホームシアターのチェアとしてもぴったりな機能が備わっています。ここでは東京・青山にあるカンディハウス東京ショップにて体感した新作家具の情報とあわせてお届けします。

くつろぎ感を追求したパーソナルチェア

カンディハウスは木工のまちと呼ばれる北海道・旭川を拠点に、家具の製造販売をおこなうブランド。新作である「ラグース」シリーズは、吉野利幸氏のデザインに、北海道産の広葉樹を採り入れています。特徴的なのは、北海道産材を使った背面のシェルと、くつろぎ感を追求したというクッション部の融合。

ラインアップはヘッドレストに角度調整機能のついた「ハイバックチェアー」、コントラクト空間にも映える「ローバックチェアー」のほか、くつろぎ感を高める「スツール」、無垢材で制作された「テーブル 82×51」といった、計4アイテムを揃えます。

ハイバックチェアーは、座高395mmと腰の位置を低めに設計。これによって、座ったときに上半身全体をあずけられ、くつろぎ感がアップするといいます。ヘッドレスト部は腰かけたままでも傾きを調整できるため、リビングシアターで画面を見たいときは頭を支えられる位置に上げて、うたた寝したりくつろぎたいときは下げて、とシチュエーションによって使いやすい角度を吟味できます。

「思わず腰掛け、気付けばウトウト、が理想」とデザイナーの吉野氏。テレビを観たり書斎でのひと休みしたりなど、さまざまなくつろぎの場面で、ラグースによるリラックス感を体感してほしいとアピールしました。

  • 正面からは張りぐるみソファとして、背面からは木材のシェルが見えます。外形寸法は830W×975 – 1020H×1010 – 860Dmm
  • ヘッドレストは手動で角度調節が可能。少し広めに取られているため、肩や背中の一部まであずけることができます
  • スツールとハイバックチェアーを組み合わせることで、安楽性が高まります

ローバックチェアーは座面が広くふくよかで、安楽性が高い設計。ハイバックチェアーとは異なる着座位置とされており、人と会う・話すことをより重視したデザインとなっています。アームのない軽やかな姿ながら、楽に肘が置けて体勢をくずせる自由度の高さも魅力です。リビングではソファーの対面に置いてバランスのよいボリューム感。テーブルと組み合わせて、ホテルのラウンジやビジネスシーンでの使用も想定されています。

  • 「ラグース」は北海道産タモ材を素材として採用。年輪の境界に大きな導管が配列する環孔材で、年輪がはっきりしているのが特長。木目には個体差があり、着色した場合にも木目の自然味が生きるとのこと

限定モデルをショップで体験

カンディハウス東京ショップでは、ダイニングチェア「WING LUX LD」15周年を記念した期間限定スタイルの展示もおこなわれていました。WING LUX LDは15周年を記念して、新たな素材として北海道産のサクラならびにニレ材が追加されたほか、2種の木材の特長を活かした新しい塗装色「生成り(きなり)」と「消炭(ケシズミ)」が開発されました。

ショップでは、フランスのÉLITIS(エリティス)ブランドによるテキスタイルを張地として採用し新塗装色と組み合わせた限定モデルも体験できました。

  • 新製品の「WING LUX LD T脚ソリッドテーブル」。厚さ27mmの無垢天板を採用し、チェアの意匠にあわせて周囲がなだらかに削られています。テーブル幅1500/1650/1800/2100の4サイズを用意。大人数でも使用できるT脚テーブルです。¥314,600(税込)から
  • 素材として使用している木を展示。ブランドの環境に対する取り組みも紹介されていました

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カンディハウス
https://condehouse.co.jp/