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レビュー

  • NUPRIME「AMG STA」 新機軸の設計が光るパワーアンプ
    ホームシアターで使い倒す!
    VGP2021で金賞に輝いたニュープライムのハイグレードクラス

    VGP 取材・執筆 / 林正儀
    2020年12月23日更新

    • VGP審査員
      林 正儀

新しい設計方法で音質の向上を図った最上位モデル

  • パワーアンプ
    NUPRIME
    「AMG STA」
    ¥200,000(税抜)

ニュープライムの最上位のパワーアンプ「AMG STA」は、VGP2021のピュアオーディオ部会において、審査員から最も高く評価されたパワーアンプであり、部門金賞、企画賞の優秀賞に輝いたモデルです。
下位モデルの「STA-9」から音質が大幅に進化しました。「シングルエンド 無帰還」のクラスAモジュールと新搭載の「ダブルフィードバック」クラスD回路の連携で、発振周波数をSTA-9の約1.4倍のスイッチング周波数である700kHzまで向上。基板にシールドを統合して外部ノイズの遮断、3000MHz帯域幅のJFETで高入力インピーダンスと広帯域の高速応答を実現するなど、画期的な設計も採用されました。瞬時の電源供給能力も注目で、380Wの特殊巻線電源トランスの採用やAC配線に高電流溶接ラインの導入、高周波3次AC電源フィルターの搭載など、高音質パーツが細部に投入されました。

  • 内部回路には、「シングルエンド 無帰還」を採用したクラスAモジュール、さらに新開発の「ダブルフィードバック」のクラスD回路を搭載したことによって、700kHzの発振周波数を実現。前モデル「STA-9」の約1.4倍のスイッチング周波数に達しています。

下位機から圧倒的に進化したS/Nとスピード感

さらに、ステレオパワーアンプとしてはもちろん、2台使いでモノラルパワーアンプ×2chとして使うこともできます。サイズもコンパクトで導入しやすく、プリアウト搭載のAVアンプと組み合わせて、たとえばフロントスピーカー用のアンプにAMG STAを使ってクオリティアップを図ることも可能です。
そのサウンドは、高いS/Nで瑞々しさのある音。目の覚めるようなスピード感も持ち、微細な音からピークの高い音まで余裕で鳴らしきるダイナミックレンジの広大さも素晴らしいです。音楽でもボーカルが際立ち、一気に広がるステージ感も見事です。映画でもセリフやシーンの表現力が躍動的になること間違いなしです。

  • ステレオだけでなくモノラルパワーアンプとしても活用できるよう、STEREO/MONOの切り替えスイッチを背面端子部に設置。プリアウトを搭載しているAVアンプとパワーアンプを組み合わせれば、フロントスピーカーの音質強化にも繋がります。

SPEC

NUPRIME「AMG STA
●出力:ステレオ→130W×2(8Ω)/200W×2(4Ω)、モノラル→300W×2(8Ω)/320W×2(4Ω) ●S/N:100dB ●周波数特性:10Hz~50,000Hz ●全高調波歪率:0.006% ●主な入力端子:XLR×1、RCA×1 ●外形寸法:235W×55H×285Dmm ●質量:4kg

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