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  • 連載 伊尾喜大祐のシン・イオキネマの夜明け
    第20回「再生の軸となるメインスピーカー」

    取材・執筆 / 伊尾喜大祐
    2022年5月27日更新

ホームシアターの総合誌「ホームシアターファイルPLUS」でも執筆されている伊尾喜大祐さんが、夢の映画館「シン・イオキネマ」づくりを決意! 本連載では、映画館づくりを決意したきっかけから完成するまでの模様を完全密着ドキュメントでお送りします。どのタイミングでどんなことが進行するのか? 映画館づくりにどんな想いがあったのか? 読んだらホームシアターを作りたくなること間違いなし!

フロントスピーカーの実力を見極める

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着々と工事が進む新居とホームシアター「シン・イオキネマ」。そのシステムを妄想するのが楽しくて仕方がないといいつつも、どうにも決められないのがメインスピーカーです。これまではBoseの5.1chスピーカーである「AM-15」と「AM-10」を組み合わせ、7.1.2chのドルビーアトモスシテムを構築していましたが、より量感あふれるサウンドを目指して、新シアターのスピーカーはゼロから揃え直すことを決めていました。

ここで悩ましいのが、フロント(L/R)とセンタースピーカー(C)をどう選ぶかです。映画音響再生の8割はこの3本で決まるといっていいです。本誌でも活躍中の秋山真氏に相談すると、映画再生ならATCの「new SCM40」が間違いないとのアドバイスをいただきました。しかし現在は国内流通がなく中古市場を探すしかないということで断念しました。そんな折、インストーラーのトムテックの浅田友英氏から「今年はDALIの新型の仕上がりがいいんですよ」との情報がありました。僕からはKEF「R7」に興味があると伝えると、両者の比較試聴を段取っていただけることに!

9月24日。ワクワクしながらトムテックを訪問すると、DALIの「OPTICON8 Mk2」とKEFの「R7」がどどんと並んでいました。今回はセンターもサブウーファーも使用せず、スピーカー自身の実力を見極めるつもりです。AVアンプはデノンの「AVC−X8500HA」で、現在購入を検討中のモデルです。そして試聴するブルーレイは、制作過程でその音響を何度もチェックしてきました、僕自身のプロデュース作品を持参しました。音楽再生の表現力チェック用に、矢口史靖監督の『スウィングガールズ』と『ダンスウィズミー』。効果音の量感と移動感のチェックにはアクション満載の『SP 野望篇』。そして地を這うような重低音のチェック用に、シリーズ初のアニメ作品『GODZILLA 怪獣惑星』をチョイス。それでは、いざ実聴!

  • 2021年9月24日、東京・高田馬場にあるホームシアターショップ・トムテックで、DAL「I OPTICON8 Mk2」とKEF「R7」の2台の比較試聴を行いました。
  • スピーカーのセッティング、調整はトムテックのインストーラー・浅田友英さんが行ってくれました。写真はデノンのAVアンプの「セットアップアシスタント」画面で設定を行っているところ。
  • ホームシアターのトムテック
    浅田友英 氏

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