スマート照明ブランド「Philips Hue」の“サラウンドライティング”を活用すれば、映像の色や音楽に照明が連動し、ホームシアターがライブハウスやヒーリングスペースに早変わり! その新感覚の視覚体験の魅力を、腕利きのインストーラー5名にお聞きしました。
CONTENTS
・ホームシアター工房 名古屋が語る魅力
・ダイナミックスカスタマイズが語る魅力
・NEXTが語る魅力
・のだや仙台店が語る魅力
・ホームシアターのAURASが語る魅力
・LINE UP
・サラウンドライティングを楽しむためには?
ホームシアター工房 名古屋が語る魅力
- ホームシアター工房 名古屋の前野憲一氏
映像と照明がシンクロしてライブ会場のような雰囲気に
Philips Hueのことは以前から知っていましたが、“サラウンドライティング”という機能が存在することは知りませんでした。サラウンドライティングとは、端的にいうと、テレビやゲームの映像、音楽に合わせて照明の色がシンクロして変わる機能のことなのですが、体感してみると一驚、映像と照明が見事にシンクロして、新たな視覚体験を味わえました。
ライブ映像を観た時は、青や赤、緑と次々に変わるステージ照明に合わせて、リビングに設置されているPhilips Hueライトの色が変わり、リビング全体がライブ会場になったかのようでした。照明の明るさやシンクロの強度を調整することも可能で、コンテンツや気分に合わせて選べるのもよいと思いました。
また、テレビの画面サイズがそこまで大きくなかったとしても、サラウンドライティングによって、テレビの映像にシンクロした色が部屋中に広がるので、画面がさらに広がったように感じられ、テレビのサイズ以上に迫力を感じることもできました。今回は試していませんが、ドルビーアトモスのような立体音響と組み合わせると、視覚でも立体的になり、感動が増すのではないかと思います。
ホームシアターというと映画に没入するための空間というイメージがあるかもしれませんが、サラウンドライティング機能をBGV(バックグラウンドビデオ)やヒーリングなどさまざまな用途に活用することで、シアタールームがより居心地のよい楽しいスペースになるのではないかと思います。
- シンクロの要「Hue Play Sync Box」を接続することで、テレビやゲームの映像の色情報を拾い、Hueライトの色をシンクロさせることができます。映像がピンクなら照明もピンクに、紫なら照明も紫に変わります。
- 音楽も連動させることが可能で、音楽データをリアルタイムに分析し、音楽のビートやムード、テンポなどをHueライトで表現します。激しいビートの音楽だと、照明の点滅も激しくなります。
ダイナミックスカスタマイズ が語る魅力
- ダイナミックスカスタマイズの小山拓郎氏
ゲーム部屋に付ければ作品の世界にどっぷり
類似品として調光調色できるテープライトがありますが、自分で何色にするか選ばないといけません。その点、サラウンドライティングは、映像や音楽に合わせて自動で照明の色が変わるから、手間なくシアタールームの雰囲気を変えられますよね。また、テレビの映像だけでなく、ゲームや音楽に合わせて連動させられることに魅力を感じました。たとえば、ゲーミング環境に取り付けて幻想的な空間にすれば、ゲームの世界にどっぷり浸かれるでしょうし、カラオケをシアタールームで楽しんでいる方なら、ミラーボール風の演出にも役立つと思います。
- ゲームの映像ともシンクロさせられます。Hueライトのフルカラータイプは1600万色フルカラーに対応しているので、ゲーム画面の色の再現性が高いです。
- 音楽にシンクロさせれば、まるでカラオケルームのような臨場感が味わえそうです。
NEXTが語る魅力
- NEXTの松田ちか氏
環境映像に連動させるとリラックス度がアップ
音や映像などのホームシアターにとどまらず、香り、空気なども融合させた“心地よい空間づくり”をNEXTでは提唱していますが、そこにサラウンドライティングが加われば、五感をより刺激するような体験を提供できるのではないでしょうか。体感したなかで相性がよいと感じたのは環境映像でした。映像に合わせた色の光が視野角より広い範囲に広がり、森なら緑に、海なら青色の光に空間が包まれると、自然豊かな土地を実際に訪れたような気持ちになり、リラックス度も高まると思います。
- 海の映像を再生すると、Philips Hueライトは映像の青色を拾い、部屋中が青色で包まれます。
- 環境映像にライトを連動させることで、心の安らぎを感じられるに違いません。
のだや仙台店が語る魅力
- のだや仙台店の鈴木真則氏
電気工事不要だから既存でも手軽に設置できる
サラウンドライティングの魅力を味わうためには、部屋のあちこちにHueライトをつけた方が望ましいですが、Hueライトはいずれも電気工事不要で設置できるのが素晴らしいと感じました。既存や賃貸物件のお客様の場合であっても、ACアダプターやケーブルをうまく隠せれば見映えもスッキリ。特にテープリボン状の「Hue ライトリボンプラス」は、使いたいスペースに合わせて切ったり延長することも自在で、両面テープで貼るだけなので、折り上げ天井の内部やテレビの裏に貼るのも簡単。手軽にホームシアターの雰囲気を高めることができます。
- テープリボンにLEDが埋め込まれ、両面テープで壁面やテレビの裏に貼り付けられるスマート照明「Hueライトリボンプラス」。
- ハサミでカットしたり、専用パーツで延長するなど、自由な長さで使えるので、折り上げ天井の内部に貼って間接照明として使うことも可能です。
ホームシアターのAURASが語る魅力
- ホームシアターのAURASの山岡裕和氏
ゲストをあっと驚かせるおもてなしに最適
ゲストを招いて、映像を流しながらみんなで飲食したりといった用途にぴったりだと思いました。テレビに映し出されたBGVに合わせて照明がきらびやかに変わると、訪れた人を一瞬で非日常に誘うことができるのではないでしょうか。ゲストをあっと驚かせるおもてなしになると思います。バーカウンターのあるホームシアターをつくりたいという方にも、オススメしやすいですね。音楽ストリーミングサービス「Spotify」とも連動しており、音楽のビートやムードに合わせて照明が点滅したりする機能もありますが、こうした機能もおもてなしに役立つと思います。
- BGVにシンクロして部屋中のPhilips Hueライトが色とりどりに変われば、まるでナイトクラブのような非日常感を味わえます。
- Spotifyとも連動。Spotifyの音楽データをリアルタイムで分析し、ムードやジャンル、テンポなどをPhilips Hueライトで表現できます。
LINE UP
- Hueフルカラー シングルランプ
¥OPEN(実勢価格¥7,480前後)
1,600万色以上の色を再現できるスマートLED電球。電球の口金はE26。
- 写真左/Hue フロアライト
¥OPEN(実勢価格¥44,800前後)
写真右/Hue テーブルランプ
¥OPEN(実勢価格¥29,800前後)
※2022年11月頃発売予定
新製品。フロアライトは3ブロック、テーブルランプは2ブロックにわかれ、数色の色をブレンドして灯すことができます。
- Hue TV ライトリボン
55〜60インチ専用 ¥OPEN(実勢価格¥29,800前後)
チューブ状のLEDライト。7ブロックそれぞれが独立して点灯するので、シンクロの精度を高められます。
- Hue ライトチューブ
¥OPEN(実勢価格¥26,800前後)
※2022年11月頃発売予定
新製品。テレビの下や上などに置くバー状の照明。照明を上向きにしたり下向きにすることも可能です。
サラウンドライティングを楽しむためには?
Philips Hueライト(フルカラー対応)のほかに、ハブ「Hueブリッジ」とシンクロの要「Hue Play Sync Box」が必要です。まず、ホームネットワーク上にHueブリッジを接続することで、Hueライトを「Philips Hueアプリ」で一括操作できるようになります。次に、Hue Play Sync BoxをブルーレイレコーダーなどのHDMIデバイスとの間に接続しましょう。あとはHueアプリのガイダンスに従って設定するだけです。
- Hue Play Sync Box
¥OPEN(実勢価格¥34,800前後)
- Hueブリッジ
¥OPEN(実勢価格¥8,140前後)
「Philips Hue」についてはこちらの記事もご参考に!