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レビュー

  • defunc「defunc HOME」 【PR】家じゅうをエンタメで彩る北欧スマートスピーカー「defunc HOME」 ステレオからマルチルームまで自在なオーディオライフを!

    取材・執筆 / 鴻池賢三
    2023年12月22日更新

    • VGP審査副委員長
      鴻池賢三

<この記事はPRを含みます。defuncより貸与された製品を使って取材を行いました>

スマートフォンの普及やコンテンツの主流がネット配信に移行するなど、オーディオにまつわる環境は変化しています。こうした時代に相応しいリスニングスタイルとは?その答えの一つがスマートスピーカー。しかし、コンパクトで便利なだけでは、エンターテイメントとして物足りないのも事実です。

北欧生まれの「defunc HOME」は、スマートスピーカーとしての機能性を備えつつ、「音」を楽しむスピーカーとしてのサウンド性能や、ステレオやマルチルーム再生といった拡張性も備える本格的なオーディオ製品。そのコンセプト、デザイン、音質、機能性が評価され、「VGP2024ライフスタイル」で見事受賞を果たしました。この記事では、実際にdefunc HOMEに触れ、その魅力をご紹介します。

インテリアに映える北欧デザイン、設置も自由自在

defunc HOMEは、卓上にも気軽に置けそうな小型の「Small」と、少し大型でサウンド面でもパワフルな「Large」の2モデルをラインアップし、それぞれ、カラーバリエーションとして白と黒の2色を用意しています。別売のフロントカバーは8色と豊富なので、自分好みの色に着せ替えたり、インテリアに合わせてコーディネートすることもできるでしょう。丸く曲面で構成された造形は、シンプルで優しく主張し過ぎない印象。北欧デザインのエッセンスが感じられるもので、スウェーデン発のブランド「defunc」らしい仕上がりです。設置は付属のスタンドによる「置く」が基本ですが、別売で壁掛けブラケットやフロアスタンドも用意されているので、間取りやライフスタイルに応じて、無理なく空間に溶け込むように設置できるのも、本製品の魅力といえます。

defunc HOMEは1台でモノラルのWi-Fiスピーカー、Bluetoothスピーカー、有線接続スピーカー(AUX入力/接続ケーブルは別売)として使用できますが、「Small」と「Large」を複数用いて、ステレオやマルチルームとおった拡張再生も可能で、スピーカーもソースも組み合わせは自由自在。今回は、主に「ステレオ使い」で試聴しました。

  • 別売のフロントカバーで、インテリアに合わせて着せ替えできます。カラーは、ライトベージュ、オレンジ、コンクリートグレー、リンデングリーン、マットグレー、オーシャンブルー、サンド、グレージュの8色展開。
  • フロアスタンドは長さの調節が可能で、場所を選ばずナチュラルに空間に溶けませることができます。
  • 別売の専用フロアスタンドや壁掛けマウントは販売代理店の直販サイトのみでの販売を予定。

アプリで簡単操作、音質はサイズ以上の迫力

まずは「Small」を2台設置し、ステレオ再生してみました。Wi-Fi設定は無償でダウンロード可能な専用の「defunc」アプリで分かり易く行えます。今回はiPhoneと組み合わせましたが、iPhoneのWi-Fi設定からAirPlayスピーカーとして選択すると、無線アクセスポイントのSSIDとパスワードも自動で設定されるので非常に簡単。これなら複数台の設置も楽々です。音楽ソースは「defunc」アプリからAmazon MusicやApple Musicといった各種有料サービスほか、無料で利用できるインターネットラジオ「TuneIn」などにもアクセスでき、世界の幅広い音楽にも気軽に触れることができます。

  • 音楽再生はdefunc HOMEアプリで簡単に行えます。イコライザーで好みの音質に調節できるほか、配置サウンドイコライザー機能も搭載。複数設置したdefunc HOMEを、それぞれの設置場所に応じたサウンドに調節することもできます。

肝心の音質も本格的なもの。コンパクトですがどっしりとした低音が心地よく、中高域も厚みを伴って明瞭。ビートの効いたロックやポップスも気持ちよいですが、濃厚で粘りのある表現も得意で、ジャズ系音楽も心に響きます。

「Large」は設定や操作が「Small」と同じですが、やはり低域のスケールが大きく、より深みのある音楽体験ができます。「Large」といっても一般的なスピーカーと比べれば充分にコンパクト。それでいながら、クラシック音楽ではホールの空気感も感じられるなど、より幅の広い音楽ジャンルやソースとも相性がよさそうです。「Small」も同様ですが、「defunc HOME」は、映像コンテンツと組み合わせて楽しむことも可能。たとえばスマホで映像を見る際、AirPlay機能で「defunc HOME」から音を鳴らすことが可能です。実際にAmazonプライムで映画を視聴しましたが、セリフに厚みが感じられるのが印象的。また、効果音や音楽の重低音成分もしっかり感じ取れ、その迫力は見た目のサイズ感以上といえるものです。

マルチルーム再生で家じゅうがエンタメ空間に

また、AUX入力にもご注目を。1台に有線接続すると、無線接続した複数の「defunc HOME」からも音を鳴らすことができます。今回はテレビに「Large」を2台組み合わせてみました。左右どちらか一方のスピーカーにステレオミニケーブル(別売)を接続すると、もう片方のスピーカーには無線で伝送。アプリでL(左)とR(右)の設定を確認すれば、テレビのステレオスピーカーとして使用できます。「Large」なら低域が豊かで映画も迫力満点。サブウーファー付きのサウンドバーにも引けを取りません。

  • 今回は1台をAUX入力で有線で接続し、もう1台はワイヤレス接続することで、テレビの音声をステレオ再生で試聴しました。

ほか、今回は、「Large」2台と「Small」2台の合計4台でマルチルーム再生も体験。それぞれで別のソースを再生することができますが、4台で同じ音楽を流せば、家じゅうが一体感のある空間として感じられます。それぞれのスピーカーは音量だけでなく、「Bass」(低域音の量)と「Treble」(高域音の量)のイコライザー調整ができるので、音を均質化したり好みに合わせることができ、実用性の高さも確認できました。

ネット時代の先進機能、インテリアと相性のよいデザイン、インテリアに溶け込ませることができる色と設置性の豊富なバリエーション。「defunc HOME」なら、機器にライフスタイルを合わせるのではなく、ライフスタイルをナチュラルに音楽で飾る毎日を楽しめそうです。

  • 複数のdefunc HOMEをアプリを介してWi-Fi経由で無線接続することで、住まいのさまざまな場所で音楽が楽しめるマルチルーム再生が可能です。
  • 複数設置したdefunc HOMEをグループ化することもでき、「寝室では静かにしつつ、リビングだけで音楽を再生する」といった使い方もできます。

SPEC

defunc HOME Small
●型式:2ウェイバスレフ型 ●ユニット数:合計2基(19mmトゥイーター×1、102mmウーファー×1) ●再生周波数帯域:50Hz~20,000Hz ●出力:40W ●接続方式:Wi-Fi、Bluetooth5.0(SBC、AAC)、AUX(有線) ●搭載AI:Amazon Alexa ●再生周波数帯域:50Hz~20,000Hz ●接続端子:AUX IN×1 ●外形寸法:200W×200H×101Dmm ●質量:約1.5kg ●:対応ストリーミングサービス:Amazon Music、Apple Music、Spotify、Deezerほか

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defunc HOME Large
●型式:2ウェイバスレフ型 ●ユニット数:合計2基(19mmトゥイーター×1、178mmウーファー×1) ●再生周波数帯域:30Hz~20,000Hz ●出力:100W ●接続方式:Wi-Fi、Bluetooth5.0(SBC、AAC)、AUX(有線) ●搭載AI:Amazon Alexa ●接続端子:AUX IN×1 ●外形寸法:300W×300H×150Dmm ●質量:約3.7kg ●:対応ストリーミングサービス:Amazon Music、Apple Music、Spotify、Deezerほか

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