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  • フクラ「RATIOLETTO」ベッドシステムでベッドルームが快適な映画館に! カスタム自在でホームシアターにお薦めの機能も充実

    取材・執筆 / 遠藤義人
    2023年7月18日更新

    • ホームシアター・コンシェルジュ
      遠藤義人

ホームシアターにもってこいのインテリアを両分野に精通するプロがご紹介。フクラ「RATIOLETTO(ラティオレット)」ベッドシステムは、まさに“夢見心地”のベッドルームシアターに好適なインテリアです。

セミオーダーでお気に入りの一台を! フクラ「RATIOLETTO」

日本フクラは、日本で初めてウレタンを製造販売した総合化学メーカーのイノアックコーポレーションと、ドイツフクラの合弁で1973年に設立された家具メーカー。多種多様なウレタンをいちから作ることができる強みを活かして、多様なウレタンを使いわけて、座り心地を追求したソファやベッドなどを数多く開発してきました。

今回紹介するのは、「RATIOLETTO(ラティオレット)」ベッドシステム。人生の3分の1ほどを過ごすといわれるのが寝室です。近年は10万円以下でWi-FiとAndroid TVも内蔵し、本体のみでコンテンツを楽しめるポータブルプロジェクターが多数登場していることもあり、単に眠るためだけでなくホームエンターテイメント空間として活用する人も増えています。

  • 東京・大崎をはじめとするフクラの全国のショールームでは、コーディネートされたインテリア空間でその座り心地を確認しながら製品選びができます。よくテレビドラマのインテリアでも見かけるので、ご記憶の方もいるかもしれません。

“ベッドルームシアター”に適したカスタムも

こうした“ベッドルームシアター”ともいえる空間は、かつて老舗ベッドメーカーの日本ベッドが、天井と壁の2画面を提案しました。もっとも、スピーカーの配置を考えると、画と音の一致という観点から、天井よりも壁投写が現実的とはいえます。

そんな壁投写、実践するとすぐにわかりますが、寝転んだ姿勢で壁を向くのは首が疲れます。そこで上半身を起こし気味にし、大きなクッションを背もたれにして観ることになるでしょう。

その点、このRATIOLETTOには多種多様なヘッドボードが用意されています。「ラウンド」タイプを選ぶと、ヘッドボードの麓の盛り上がりによって、背もたれが作りやすくなるのです。楽な姿勢でプロジェクターの映像を楽しむことができる、まさにベッドルームシアター仕様!

  • RATIOLETTOはマットレス、ヘッドボード、フレーム、ボトム、そして任意のオプションという5つの要素からなるセミオーダーのベッドシステムです。それぞれ多様なデザインや素材から選択することができ、その組み合わせは全部で48通り。生地を含めればなんと約5000通りにもなります。
  • こちらはラウンドタイプのヘッドボードに、埃が入りづらいというベーシックBタイプのフレームを組み合わせた例。オプションにて選択できるサイドテーブルにポータブルプロジェクターを配置し、お気に入りのクッションで背もたれをつくれば、ベッドルームシアターの完成です。

フクラはすべての製品に、たくさんの生地やシステム、オプションを用意しているので、自由にカスタムする楽しみがあります。とはいえ、製品はすべて受注生産。3〜4週間の納期がかかるので、新居が決まったら、早めにご相談されることをお薦めします。

  • 遠藤義人 氏
    ホームシアターのある暮らしをコンサルティングする「fy7d」代表。編集者として数100件のホームシアターを訪問、住宅インテリアブランドを取材した経験から、大画面&高音質と住宅インテリアを組み合わせたホームシアターの普及・啓蒙のための活動を幅広く行う。

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