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    VGP2019夏(3)
    いま大画面テレビが熱いワケ

    VGP 取材・執筆 / VGP実行委員会
    2019年6月18日更新

VGPアワードとは?

 

「VGP」は国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワードです。1987年にスタートして以来、徐々に規模を拡大し、現在ではおよそ2,000を越える製品がエントリー。評論家10名と全国販売店の投票、合議によって審査。「ベストセラー間違いなし」と太鼓判を押せるプロダクトだけを厳選しています。

いま、大画面テレビが熱いワケ

 

さて、そんなVGP2019 SUMMERの「映像音響部会」において、もっとも熱い戦いが繰り広げられたカテゴリーが、「大画面テレビ」です。

実際にいま、大画面テレビの購入を検討されている方が増えています。それもそのはず。アナログ停波に伴う「地デジ特需」が2011年ですから、テレビの耐久年数を考えれば、そろそろ買い替え時期が来てもおかしくありません。あれからおよそ8年が経ち、巨大スポーツイベントの開催を間近に控えるなか、買い替えムードは徐々に高まっています。それを示すように、VGP2019 SUMMERにも、数多くの大画面テレビがエントリーされました。

「地デジ特需」の当時と比べると、テレビは格段の進化を遂げました。

まず、コンテンツが増えています。NetflixやYouTubeなど、ネット経由で映像が楽しめるのは当たり前。スマホやリモコンから音声でコンテンツを検索できるモデルも少なくありません。さらに、2019夏モデルは「新4K衛星放送チューナー内蔵」がスタンダードになりました。2018年末から新4K衛星放送が始まりましたが、BS/110度デジタル放送が受信できる環境なら、一部番組はすぐに無料で楽しめます。

画質も大幅に進化しました。とくにホームシアターファンが注目してほしいのは、4K有機ELテレビと、8K液晶テレビです。それぞれ解像度はフルHDと比較すると、4Kは約4倍、8Kは約16倍も高精細で立体感のある映像が楽しめます。さらにHDR(ハイダイナミックレンジ)へ対応することで、明暗差のあるシーンも臨場感豊かに描くことができます。「でも4K/HDRって、あんまりコンテンツがないんでしょう?」という心配はもはや無用です。

また、本体が軽くスリムになったことも見逃せません。ベゼルと呼ばれる縁の部分も狭くなり設置性も高まりました。これまでテレビを置いていたスペースに、きっとひとまわり大きなサイズのテレビを置くことができるはずです。

ハードウェアの進化とコンテンツの充実が一挙に実現されており、大画面テレビはまさに「今が買い時」となっているわけです。

アワードを勝ち取ったのは?

 

それでは、VGP2019 SUMMERのテレビのカテゴリーで、とりわけ評価が高く、「特別賞」に輝いた注目テレビだけを厳選してご紹介していきましょう。

この2019年の夏というタイミングは、画質面での完成度の高さから、とりわけ「4K有機ELテレビ」のカテゴリーに、評論家たちの高い評価が集中しました。

原理的に漆黒を描くことができる有機ELテレビは、映画好きのホームシアターファンにとっても待望の高画質ディスプレイといえます。

今期を代表するテレビとして、最初にご紹介したいのは、パナソニック4K有機ELビエラ「GZ2000」シリーズです。VGP2019 SUMMERにおいて「批評家大賞」を獲得しています。評論家たちからの圧倒的な指示を集めたポイントは、パナソニック独自となる「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」にあります。あまねく有機ELテレビの中でもとりわけ「明るさ」と「コントラスト」に優れた、圧巻の映像美は必見です。4K/HDRコンテンツを見たときの忘れがたいほどに鮮烈な印象、情報量が豊富で色抜けが少ない驚きに満ちた高画質を味わわせてくれる本物志向のプレミアムテレビです。テレビ本体に上向きスピーカーを内蔵しており、ドルビーアトモス再生を実現。臨場感あふれるサウンドも大きな魅力です。

また、これに比肩するモデルとして、東芝4K有機ELレグザPro「X930」および「X830」シリーズに「総合金賞」が授与されました。深層学習などの人工知能を活用したプロ仕様の高画質への評価に加えて、オリジナルの壁寄せスタンドを用意したり、「みるコレ」など視聴体験を変える機能性を備えていたり、総合力の高さを持っていることがポイント。とりわけ「X930」シリーズには、見たい番組があとで見られる、見逃した番組をこれから見られる録画機能「タイムシフトマシン」で、テレビの楽しみ方も変わるライフスタイルまで変えるパワーがあり、お薦めできます。


そのほかソニー4K有機ELブラビア「A9G」シリーズが、特別大賞を受賞しました。あらゆるコンテンツを安定して自然で好ましい高画質で楽しませてくれる新世代映像エンジン「X1 Ultimate」の完成度が高く、また、テレビ画面から音が出る「アコースティック サーフェース オーディオプラス」の利点を生かした「センタースピーカーモード」など、ホームシアターファンなら見逃せないユニークな機能を備えていることも評価につながりました。


海外ブランドの充実も見逃せません。4K有機ELテレビのオリジネイターであるLG ELECTRONICSからは「W9PJA」「C9PJA」「E9PJA」が登場しました。映像エンジン「α9 Gen2 Intelligent Processor」を搭載した、プレミアム有機ELテレビを日本仕様にカスタマイズして商品化。アワードの部門賞にはエントリーがありませんでしたが、事前内覧会で視聴をした批評家たちから推薦があり、「審査員特別賞」に輝いています。

8Kテレビも見逃せない!

 

もうひとつ、「8K液晶テレビ」も見逃せません。世界に先駆けて実現した8K放送、そのコンテンツを高画質のまま楽しめる8Kチューナー内蔵テレビ「AX1 LINE」は、シャープAQUOS史上最高画質を実現した8Kテレビ。昨季VGP2019で「審査員特別賞」に輝いています。倍速駆動、高輝度、高色域によって、未知なる映像体験へと誘う孤高の存在。あまりにリアルで思わず手を伸ばしてしまいそうになる、8Kならではの立体感は圧巻。2Kや4Kも高精細8Kにアップコンバートできます。

4Kと8Kどちらを選ぶか? それは実際に見て比較するのが一番です。
現在、シャープでは8K体験ができるキャラバンカー12台で、日本全国をツアー中です。あなたの街にやってきたら、ぜひ8Kならではの高画質、ご体感されてみてはいかがでしょうか?

コスパで選ぶなら、こんな選択肢も

 

最後に、VGP2019 SUMMERのアワード審査会で話題を集めたテレビブランドに「HISENSE(ハイセンス)」があります。価格以上の価値を感じさせる美しい映像で、日本市場に新たな選択肢をもたらしました。

とりわけ注目すべきは「技術賞」に輝いた「E6800」です。光を効果的に通すことで映像の輝度感を高める特殊フィルター(バックライトブーストフィルム)を使った4K液晶テレビは、コントラストと色表現に優れた高画質を実現。それでいて50型でも10万円前後で購入でき、新4K衛星放送チューナーまで内蔵しているという、驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。そのほか、東芝映像ソリューションと共同開発した高性能映像エンジン「レグザエンジンNEO plus」を採用したモデルたちも見逃せません。

このように、いずれ劣らぬ個性を持ち、どれも高水準の完成度を誇る大画面テレビたち。まもなく訪れる(かもしれない)消費税の増税を前に、ぜひ購入をご検討されてみてはいかがでしょうか?

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