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  • VGP2020 批評家大賞
    授与式レポート
    LGエレクトロニクス 8K対応有機ELテレビ 「OLED 88Z9PJA」

    VGP 取材・執筆 / VGP実行委員会
    2020年3月26日更新

VGP2020 批評家大賞 授与式レポート

「VGP」は、1987年にスタートした国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワードです。オーディオビジュアルに関する専門媒体をはじめ多数のメディアで活躍する評論家と、およそ30店の全国有力販売店からの投票によって、“ベストセラー間違いなし”のアイテムを選定しています。

VGP2020では、およそ250ブランドから、2000モデルを越えるエントリーがVGP事務局に寄せられました。そのなかから、評論家だけで選ぶ「画質・音質に優れたベストプロダクト」に授与されるのが「批評家大賞」です。

今回、栄誉ある批評家大賞に輝いた映像関連製品は、LGエレクトロニクスの8K有機ELテレビ「OLED 88Z9PJA」でした。

このアワードの結果を受けて、東京都品川区にあるLG Japan Lab株式会社 本社研究所で、VGP2020「批評家大賞」の授与式が行われました。

  • LGエレクトロニクス
    「OLED 88Z9PJA」
    8K対応有機ELテレビ
  • VGP2020 映像音響部会 「批評家大賞」の授与式を、LG Japan Lab株式会社 本社研究所で行いました。国内で発売されるLGの製品は、こちらで厳しいクオリティチェックがおこなわれているそうです。

批評家大賞に輝いた LGエレクトロニクス「OLED 88Z9PJA」

冒頭、VGPアワードで審査委員長を務める大橋伸太郎氏は、「国内に有機ELデバイスを採用した4Kテレビをいち早く市場に投入したLGエレクトロニクスが、8Kテレビにおいても有機EL採用のモデルを最速で打ち出したという取り組みに大変感銘を受けました。そして『OLED 88Z9PJA』による映像美は、そのクオリティと完成度の高さに圧倒されました。多くのVGP審査員が、LGエレクトロニクスの8K対応有機ELテレビを、今後の8Kテレビの市場を牽引するモデルとして批評家大賞に推薦しました」と述べました。

それを受け、LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社 マーケティング統括責任者 宇佐美夕佳氏は、「8Kテレビが市場に登場してきているなか、OLED 88Z9PJAは有機ELデバイスを採用した唯一の8Kモデルです。長年、我が社はテレビ市場において積極的に有機ELデバイスを用いたモデルを打ち出してきましたが、この度8K対応有機ELテレビに対しても多大な評価を頂き光栄です。また、現状は2Kや4Kのコンテンツが主軸であるところ、8K対応有機ELテレビではあらゆるコンテンツを8Kアップコンバートする高画質技術の品質を高めて参りましたが、その技術力も認められ、批評家大賞の受賞に繋がったことを誇りに思います。」と語りました。その後、映像音響部会の審査員面々の出席のもと、表彰盾の授与式が行われました。

  • VGP2020「批評家大賞」の表彰盾を手渡す大橋伸太郎氏(右)と、LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社 マーケティング統括責任者 宇佐美夕佳氏(左)。
  • LGエレクトロニクスが開発した有機ELテレビ専用の高画質エンジン「α9 Gen2 Intelligent Processor 8K」を搭載しています。従来の有機ELテレビで培ってきたノウハウを8Kモデルのために改良し、2Kや4K、放送からネット配信のコンテンツでも、高品位な8Kアップコンバートを施すことができます。
  • 現行の8Kテレビは液晶モデルが多いなか、有機ELの自発光デバイスとして強みを最大限に活かした8K対応有機ELテレビを開発。滑らかな輝度表現や階調豊かな色再現と、8K解像度が合わさることで、唯一無二の臨場感を実現しました。

LGエレクトロニクスが日本市場で初めて有機EL搭載4Kテレビを販売してから5年の月日が経った現在、8Kテレビにおいても市場を牽引する取り組みは変わりません。有機ELだからこそ実現できる漆黒表現、滑らかな輝度階調と色再現性の高さが8Kの超高精細さと相まった時、まさにその場にいるような圧巻のリアリティをユーザーに体感させてくれます。

「今ご覧頂いている8K対応有機ELテレビは、10年前や20年前では想像できなかったクオリティを持っています。以前見たコンテンツでも、素材の質感を最大限に表現できるのは『8K×有機EL』だと自負しています。今後も、パネルを通して実際に肉眼で見ているような高いリアリティをユーザーに届けられるよう、製品開発を邁進して参ります」と、宇佐美氏は今後の製品開発にも意欲を見せました。

  • VGPアワードの審査員4名(大橋伸太郎氏、岩井 喬氏、折原一也氏、海上 忍氏)と、授与式にご参加くださったLGエレクトロニクス・ジャパン株式会社 宇佐美 夕佳氏、LG Japan Lab株式会社 本社研究所 代表取締役 日本研究所長 先端技術研究室 室長 吉田康一氏。

審査員が語る 批評家大賞に選定した理由

大橋伸太郎のコメント(VGP審査委員長)

8Kは、現状で最高の高精細映像を楽しめるだけでなく、高画素化に伴って明暗のグラデーションもなめらかできめ細かく表現できるようになることも重要です。OLED 88Z9PJAは有機ELデバイスを採用し、8Kと自発光デバイスの相乗効果によって暗部から中間部、そして明部まで光と影を緻密に再現し、自然なグラデーションを実現しています。有機ELの強みを8Kでも活かし、実景を肉眼視しているような現実感を体感できる本モデルは、8Kテレビの指標となると言っても過言ではありません。

鴻池賢三のコメント(VGP審査副委員長)

真の黒と鋭いピーク輝度を両立できる有機ELは、そのコントラストの高さによってスペック以上の解像度を体感できます。4Kから8Kへとさらに解像度を追い求めるなら、現時点で有機ELはベストな選択と言えます。LGはパネルの開発にとどまらず、独自のAI技術を活用した映像エンジン「α9 Gen2 Intelligent Processor 8K」によって、8K有機ELパネルが持つ解像度を十二分に発揮。8K放送はもちろん、あらゆるコンテンツを最高の状態で魅せてくれるテレビ史上最高峰の1台です。

岩井 喬のコメント(VGP審査員)

OLED 88Z9PJAは、8Kの映像を大画面かつ有機ELで体感することができる、画質を追求するホームシアターファンの夢や憧れを具現化した8Kテレビだと言えます。8K液晶テレビは、画のきめ細かさやバックライト技術のメリットを活かした、パワー感のある映像が持ち味ですが、8K対応有機ELテレビは鮮やかさとともに、しっとりとした落ち着きのある自然な映像を楽しめます。長時間視聴にも適し、没入感も圧倒的に高いことが特長です。サウンドもラックから出るというユニークなアイデアも兼備しており、ホームユース製品として総合力は別格です。

折原一也のコメント(VGP審査員)

4Kテレビでも実感しましたが、OLED 88Z9PJAの映像を観ると、やはり有機ELが高画質デバイスの最先端であることを再認識しました。8Kテレビは大画面のモデルが主流で、本モデルも有機ELを搭載した8Kテレビで世界初の88インチを実現していますが、家庭で視聴する際に重要となる視野角に対してもアドバンテージがあるモデルです。高画質なだけでなく、フラグシップモデルとしてテレビの基礎となる部分に対しても配慮が行き届いています。

海上 忍のコメント(VGP審査員)

有機ELデバイスを採用したOLED 88Z9PJAは、精細感や引き締まった黒表現など有機ELのポテンシャルを存分に発揮する、8Kテレビとしてより高度なレベルの画質に到達したモデルとして高く評価しました。本機で8K作品を再生すると、映像がもつあらゆる情報が精緻に描き出され、撮影時のカメラのクオリティや撮影技術まで、ありありと伝わります。本機の実力を最大限に引き出してくれる8K作品、さらには8Kが拡げうる映像表現の高みをも期待したくなる、ホームシアターの未来を感じるエポックメイキングなモデルです。

林 正儀のコメント(VGP審査員)

世界最大の88インチのサイズ、そして有機ELによる8Kテレビは、ディスプレイに吸い込まれるような没入感と未だかつてテレビで味わったことのない感動を現実のものとしてくれます。高画質エンジン「α9 Gen2 Intelligent Processor 8K」ならではの、圧倒的な精密さや空気感、制作者が意図する実物感を描き出します。映像のアップコンバート技術も一流、かつサウンドもスピーカーから鳴っていることを感じさせない仕組みを盛り込むなど、LGエレクトロニクスだからこそ実現できた最先端テレビです。

「VGP2020」の詳細は、特設サイトをご覧ください。