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実例

  • リビングシアターCASE10
    自然素材があふれる空間にベストマッチ!
    映画や海外ドラマに夢中になれるセカンドライフ

    取材・執筆 / 塚田真由子(ホームシアターファイルPLUS編集部)
    2020年6月3日更新

趣味を満喫できるセカンドライフを

ご主人の転勤先の韓国に数年間滞在した際、ユニークな映画館を多数体験し、映画館に魅せられたという奥様。セカンドライフを見据えて、これまで住んでいた東京を離れ、北海道に家を建てると決めた際も、リビングにホームシアターをつくることありきで、プランを進めていったといいます。ホームシアターは、FIST Sound旭川の園田氏が担当することになりました。

  • 天井にはレッドシダー、床にはナラ、ソファのフレームには北海道産材など、自然素材がふんだんに使用された温もりあふれるリビング。
  • ウッドデッキ部分が斜めになっており、視聴位置後方がディスプレイ面よりも狭くなっているため、リアスピーカーをフロントと前後対称にするのが難しかったが、右リアスピーカーを梁(ウッドデッキの上部)に極力近づけて設置しています。

自然素材で統一したインテリアや内装にマッチ

ホームシアターづくりに際しての要望は、床に極力モノを置かずにすっきりとさせたいということです。また、自然素材がふんだんに使われた内装やインテリアと調和させることもテーマだったといいます。そこで園田氏は奥様の要望をひとつずつ叶えていきます。大画面の迫力を感じられるように、スクリーンは120インチ。プロジェクターは高輝度で、明るいリビングにも好適なエプソン「EH -TW8300」。映画館のサウンドに慣れている奥様だから、フロントスピーカーはKEFのトールボーイ型「Q550」のブラックを選び、部屋のアクセントにしました。

  • 「有機ELテレビは65インチの大画面なので、スクリーンもできるだけ大きなサイズがいい」という奥様のご要望に合わせて、スクリーンは120インチをチョイス。
  • 有機ELテレビはパナソニック「TH-65EX950」を壁掛け設置。ポータブルテレビ“プライベート・ビエラ”をお風呂で使いたかったため、その親和性の高さからパナソニックを選んだといいます。
  • スクリーンは天井に取り付け、ケース前に垂れ壁を設けています。天井を掘り込むと、天井裏に充填された断熱材の性能が損なわれる恐れがあるからだといいます。
  • 74K/HDRに対応したエプソンのプロジェクター「EH-TW8300」をチョイス。前面吸排気システムを採用しており、置き場所を選ばないのも、8300を選んだ決め手だったといいます。天井材の質感を活かすため、天吊りではなく棚置きにしました。
  • フロントスピーカーはKEF「Q550」。ダウンライトの色と合わせてサテンブラックを選びました。

壁の色からダウンライトにもあわせた機器選び

機器が存在を主張しないよう、機器選びや設置方法にも園田氏の技が光ります。センタースピーカーはKEFの壁掛けタイプ「T301c」のホワイトを選び、白壁に調和させています。プロジェクターやAVアンプなどは、電話台を置くために用意していたニッチに棚を造作して設置。リアスピーカーは埋め込みタイプを選び、グリルをブラックに塗装。ダウンライトの黒縁に合わせて統一感をもたらしました。さらに、AVアンプのリモコンひとつで、さまざまなシアター機器を連携操作できるようにするなど、操作性の配慮にも抜かりありません。

  • 「床置きはできるだけしたくない」という奥様のご要望に応え、センタースピーカーはKEFの壁掛けタイプをチョイス。
  • 電話台を置くために用意していたニッチの奥行きを広げて、機器を収納するための棚を造作。
  • 棚の下部にはAVアンプやサブウーファー、Apple TVなどを収納。放熱やリモコンの信号が通りやすいよう、ルーバー扉の採用を園田氏がアドバイスしたといいます。
  • リアスピーカーは埋め込みタイプを採用。フロントスピーカー同様、ダウンライトの色に合わせて黒に塗装しました。
  • AVアンプのリモコンでシアター機器の連携操作もできますが、奥様ご自身でソニーの学習リモコン「HUIS」を導入。テレビの信号を学習させ、テレビ用に活用しているといいます。

週に3日は稼働!映画も海外ドラマも満喫

こうして完成したリビングシアターは週に3日は稼働。さまざまな動画配信サービスを駆使して、映画や海外ドラマ、バラエティなどをご覧になっているといいます。
「娘も『思った以上に音がいいから、映画館に行く必要がないね』と言っていたくらい。家にいながらにして大画面で観られてすごく幸せです」と語る、にこやかな微笑みが印象的でした。

  • Netflixをはじめ、3つの動画配信サービスを楽しんでいるという奥様。最近は海外ドラマ『ウォーキング・デッド』がお気に入りだそうです。
  • パナソニックのポータブルテレビ”プライベート・ビエラ”を愛用する奥様。録画した番組をお風呂などでも楽しんでいるそうです。
  • 映画を観るのは夜が多いそうですが、昼でも観られるように遮光タイプの電動ロールスクリーンを採用しています。
  • インストールを手がけたFist Sound旭川の園田幸一氏。

写真/吉田哲昭

S邸ホームシアター概要

ROOM DATA
●住宅形態:戸建/新築 ●家族構成:夫婦+子ども ●ホームシアターの広さ:約21畳 ●画面サイズ:120インチ+65インチ ●サラウンド:5.1ch ●インストール内容:機器設置、システム ●プランニング、かんたん操作、造作家具アドバイス ほか

SYSTEM LIST
●プロジェクター:エプソン EH-TW8300 ●スクリーン:キクチ SE-120HDWA ●有機ELテレビ:パナソニック TH-65EZ950 ●Ultra HDブルーレイレコーダー:DMR-UBZ1030 ●AVアンプ:ヤマハ RX-A880 ●フロントスピーカー:KEF Q550 ●センタースピーカー:KEF T301c ●リアスピーカー:ユニソック AHT-650IW ●サブウーファー:KEF Kube8b ●メディアストリーミング端末:Apple Apple TV 4K ●学習リモコン:ソニー HUIS-100RC

INSTALL SHOP
FIST Sound旭川(アバック旭川店)
〒070-0027 北海道旭川市東7条3丁目1-16
TEL:0166-29-1230
定休日:水曜日、祝日
http://fist-sound.com/