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レビュー

  • LINN/MAJIK DSM/4、MAJIK 140 SE LINN 新MAJIKシリーズで
    洗練されたテレビシアターを

    取材・執筆 / 生形三郎、ホームシアターファイルPLUS編集部
    2020年12月16日更新

    • VGP審査員
      生形三郎

LINN入門の決定版! 新MAJIKシリーズ”

インテリアに美しく溶け込み、その音で心に深く感動を刻む込む、英国王室も御用達のオーディオブランド「LINN」。その世界観をカジュアルに楽しむことができる「MAJIKシリーズ」が、待望のリニューアルを果たしました。

新しいMAJIKシリーズを使えば、あなたのリビングに洗練されたテレビシアターを実現できます。

キーアイテムとなるのは「MAJIK DSM/4」です。シンプルかつ薄型のボディながら、高品位なプリメインアンプと先進のネットワークオーディオプレーヤーの機能が一体になっています。その完成度とコンセプトが認められて、VGP2021ピュアオーディオ部会で「企画賞」にも輝きました。

そして、美しい杢目を纏うスピーカー「MAJIK 140 SE」は、インテリアに馴染みやすく、テレビとの組み合わせにも最適です。

現代のホームシアターには、必ずしも複雑なシステムや収納スペースは必要ありません。LINNのMAJIKシリーズのように、あえてミニマムに、本当に音がよくインテリアともマッチするアイテムを選ぶ、というスマートな選択肢もあります。これなら存在感を主張するAVアンプやスピーカーがなくても、大画面テレビの臨場感をグッと高めることができます。コンテンツについても、パッケージソフトいらず。インターネットを通じて、お好きな映画や音楽を、ストリーミングで楽しむことができます。

さて、そんなLINNと作るミニマムなテレビシアターにご興味をお持ちいただいた皆さんのために、新MAJIKシリーズのレビューをお届けします。ナビゲーターは評論家の生形三郎氏です。見た目に美しいだけでなく、プロが認める高音質、暮らしを豊かにする価値を、この記事から感じ取ってください。

MAJIK DSM/4〜忠実に、かつ美しく、音楽を奏でるプレーヤー

 数あるオーディオブランドの中でも、上質なサウンドとデザインが両立した洗練された存在といえば、LINNが筆頭に挙げられます。実際、熱心なオーディオファンから羨望の眼差しを集めるだけでなく、プロの音楽家や演奏家、そして音楽ファンからも熱い支持を受けています。
 
「洗練」という言葉の由縁は、音と形だけでなく、オーディオ機器としての在り方への先進性な考え方にもあります。今でこそストリーミング再生など、ネットワークを活用したオーディオは当たり前になっていますが、ハイエンドオーディオ機器としてネットワークプレーヤーをいちはやく実現させたのがLINNのDS(デジタル・ストリーム)シリーズなのです。アンプ技術においても、高効率で省スペースなクラスDアンプをオーディオグレードへと昇華し、他社に先駆けて搭載したことでも知られています。さらに、その探求は録音制作にまで及び、LINN RECORDSの設立と成功にまで達しています。

 そういったLINNならではの魅力や技術、世界観が一つの筐体に凝縮されたのが「MAJIK DSM/4」です。ストリーミングからアナログレコードの再生まで、これ1台で広くカバーできます。さらにARC対応のHDMI端子を搭載していますので、大画面テレビと接続すればホームシアターも構築できます。いわゆる、ピュアオーディオ向け製品としてHDMI端子を装備する機種は未だに極めて少ないですが、やはり、LINNは他社に先駆けてHDMIへの対応を果たしていました。そのサウンドは、ソースの帯域バランスを崩さないフラットな再現性に重きを置きながらも、温かみを持った充足感溢れるもの。どのような楽器や音響の音色も、瑞々しく、美しく奏であげてくれます。

MAJIK 140 SE〜シネフィルにも薦められる低域表現のスピーカー

 MAJIKシリーズはLINNの中核グレードであり、他に、スピーカーやレコードプレーヤーも用意されています。「MAJIK 140 SE」は、4WAYのトールボーイ型スピーカーです。従来モデルから、フロアスタンドベースなどを強化することによって、音楽だけでなく映画などもカバーできる豊かな低音再生は勿論のこと、その優美なフロントマスクに埋め込まれた2基のトゥイーターユニットによって、さまざまなジャンルの音楽を上質かつ艶めかしく再現することができます。そして「MAJIK LP12」は、レコードプレーヤーの中でも誉れ高い世界的な名機「LP12」の血統を今に受け継ぐ存在です。その流麗な音楽性は、未だに多くの人々を魅了し続けています。

 いずれの製品も、オーディオ機器的特性レンジの広さや迫力を重視するというよりも、音楽であれば旋律帯域、映像コンテンツであれば人の声など、音声コンテンツにとって最も重要な中域部分にフォーカスしていて、とにかく快適で心地のよい音を楽しませる音作りがなされています。

 もちろん、MAJIK DSM/4とMAJIK 140 SEはそれぞれ、さまざまなブランドの製品と組み合わせて楽しむことができます。しかし、LINNの魅力は、LINN製品だけでもパーフェクトに音楽再生環境が完結するところにもあります。LINN製品同士の組み合わせのみで得られる世界観は、極めてミニマムで完成度の高い美しさを誇り、むしろ、そこにこそLINNの真骨頂があるといえます。それは、好みを超えた、普遍的な美の世界といっても決して過言ではないでしょう。(生形三郎)

2021年1月末まで、割引キャンペーンも実施中

 最後に、新MAJIKシリーズにご興味をお持ちになったみなさんに耳よりなお知らせです。LINN JAPANでは現在、「LINN WINTER PROMOTION」と題した、お得なキャンペーンを実施中! この記事で掲載されているMAJIK DSM/4を含む、別々の新MAJIKシリーズ製品を複数セットで購入すると、10%の値引きが受けられるというものです。対象期間は2021年1月31日ご注文ぶんまでとなります。対象アイテムは以下のとおりです。

1、アンプ一体型ネットワークオーディオプレーヤー
LINN MAJIK DSM/4

2、スピーカーシステム
LINN MAJIK 140 SE

3、アナログレコードプレーヤー
LINN MAJIK LP12

詳細はこちらのリンクも参考にしてください。(編集部)
http://www.linn.jp/pdf/linnjapan_news/2020_winter.pdf

SPEC

アンプ一体型ネットワークオーディオプレーヤー
LINN
MAJIK DSM/4
¥550,000(税抜)
SPEC ●アンプ出力:100W×2 Class-D ●サンプリング周波数/量子化ビット数:PCM 192kHz/24bit、DSD 5.6MHz ●接続端子:HDMI×4、HDMI(ARC)、デジタル音声入力(光×1、同軸×1)、アナログ音声入力(LINE/MM PHONO切替)、USB(Type-B) ●外形寸法:350W×100H×350Dmm ●質量:4.1kg

スピーカーシステム
LINN
MAJIK 140 SE
¥350,000(税抜/ペア)
SPEC ●型式:4ウェイ ●再生周波数帯域:55〜20,000Hz ●インピーダンス:4Ω ●外形寸法:220Wx950Hx305Dmm ●質量:22kg

アナログレコードプレーヤー
LINN
MAJIK LP12
¥520,000(税抜)
SPEC ●駆動方式:ベルトドライブ 33回転専用 ●カートリッジ:ADIKT(MMタイプ) ●駆動モーター:24極ACシンクロナスモーター ●スピード偏差:(33/45rpm)0.03% ●外形寸法:445W x 140H x 356Dmm ●質量:10kg

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