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レビュー

  • Bose 「Bose Smart Soundbar 900」 真打ちボーズのプレミアムサウンドバー
    ドルビーアトモス対応モデルが遂に登場
    ベースモジュールやサラウンドスピーカーとの連携も

    VGP 取材・執筆 / 折原一也
    2022年5月13日更新

    • VGP審査員
      折原一也

スタイリッシュなまま空間表現に優れる音へ

  • Bose
    「Bose Smart Soundbar 900」
    ¥119,900(税込)

Bose Smart Soundbar 900の実勢価格は約12万円。プレミアムクラスのサウンドバーです。楕円形メインスピーカーを4基、センタートゥイーター1基のほかに、立体音響の高さ方向の再現のためにアップファイアリング(天井反射)ダイポールスピーカーを搭載。斜めではなく、真上に音を放出する構造で、前方の音の競合を避ける設計としているのがユニークです。

音のビームを放射することでスピーカーが存在しない位置から音が聴こえるように再現する、ボーズ独自の「PhaseGuide」も搭載。設置の際にマイクによるセットアップを行って視聴環境に応じた音響最適化を自動でおこなう「ADAPTiQ」技術も搭載しています。また、テレビとの接続に使うHDMI端子はeARC対応となりました。Wi-Fi接続でAirPlay、Spotify Connect、スマートスピーカー連携にも対応しています。

  • ドルビーアトモスに対応したことが本機の最大のトピック。従来モデル「Bose Smart Soundbar 700」の後継機となり、ボーズ独自技術の数々や基本的な構造は踏襲しつつ、上向きのアップファイアリング(天井反射)ダイポールスピーカー2基を搭載。ガラス天板やメタルグリルを配した美しいスリムなデザインはそのままに、より立体的なサラウンドが楽しめるよう進化しています。

オプション追加でさらなる真価を発揮する

そのサウンドは、音の厚みよりも飛び交う銃声や音の移動感や広がりを重視した「空間重視型」といえるでしょう。ライブも歓声の回り込みや広がり重視で、映画の世界に没入させてくれました。音楽リスニングも空間を目一杯使って流すタイプで、ゆったりと音楽を聴くようなスタイルに向いています。

そして本機の真価は、オプションのベースモジュールとサラウンドスピーカーを追加した際に現れます。音は完全に背後、そして真横近くの高い位置まで広がります。体に振動として響く重低音も強烈。一式揃えると総額26万円ほどになるので、なかなか手が出しにくいかもしれません。必要に応じて、徐々にシステムアップする前提で選んでもよさそうです。

  • ベースモジュール
    「Bose Bass Module 700」
    ¥94,600(税込)
  • サラウンドスピーカー
    「Bose Surround Speakers」
    ¥45,100(税込/ペア)

SPEC

Bose「Bose Smart Soundbar 900
●総合出力:非公開 ●スピーカー構成:非公開 ●接続端子:HDMI出力、光デジタル音声入力、LAN、ADAPTiQ、IR、サブウーファー出力ほか ●外形寸法:1045W×58.2H×107Dmm ●質量:5.75kg