ホームシアタールームに置くパーソナルチェアの“定番”といえば「Stressless Reno(ストレスレス レノ)」。その新改良モデルが発売となったので、東京・京橋にあるエコーネス東京ショールームを訪れました。
「Stressless Reno」がアップグレードデビュー
エコーネス社は1934年にノルウェーで誕生したチェア&ソファメーカー。テレビを快適に見るために開発された「ストレスレス」チェアの発売は1971年と、今から52年前に遡ります。
積層合板と曲げ木の技術で軽量ながらしっかりと体全体をサポートしてくれる安定感のある座り心地にくわえて、体重移動によってリクライニングすると連動してヘッドレストが立ち上がり視線の高さを維持できる機構はプラスシステムと呼ばれ、国際特許も取得している独自のシステム。まさにホームシアターにぴったりのリクライニングチェアです。
- EKORNES
「Stressless Reno」
Reno ClassicのSサイズで436,700円、Mサイズで466,400円、Lサイズで510,400円(税込、5月9日より価格改定)
中でも「レノ」は、ホームシアター専用ルームに取材に伺うと、必ずといっていいほどベストポジションの1脚、またはご夫婦でサイズ違い(S/M/Lの3種類)を並べてお使いの場面に遭遇します。
その「レノ」が、このたび改良を加えられて進化。ヘッドと背のクッションが増量され、よりふっくらするとともにサポート力も向上。座のモールドウレタンも形状を見直して、よりフィット感とホールド力を向上させました。
実際に触れてみると、本体は相変わらずひとりでも移動できる軽量設計ながら、座り心地は従来よりたっぷりと包み込まれる印象です。
新作ソファ「Stressless Stella」
さらにショールームを見渡すと、定番「レノ」以外にも多種多様なソファが並び目移りします。
目にとまったのは「Stressless Stella(ストレスレス ステラ)」という新型のユニット式ソファ。ソファ然とした見かけでありながら、シート毎にリクライニングできる仕様にするなど、ストレスレスらしい機能性も併せ持っているのが特長です。
- EKORNES
「Stressless Stella」
- 1人掛けロングシート(L)で836,000円。ヘッドレスト(L)が53,900円、オットマン(L)で107,800円。オットマンテーブルが24,200円。
さらに、まさに映画館のようにドリンクなどを置けるセクターテーブルで連結するホームシアターソファ「Arion(アリオン)」も展示。ダブルオットマンと組み合わせれば映画館に勝るとも劣らない、贅沢なプライベート・シアターになります。
- EKORNES
「Arion」
ストレスレスは国内在庫品のほか、ベースやシートなどを特注で選べます。色味だけでなく、とくに天然の牛革を使ったシート生地は手触りや座り心地がまったく違うので、ぜひショールームで現物に触れて、お気に入りの1脚を!
- 「ストレスレスショールーム東京」
東京都中央区京橋2-5-18京橋創生館2F
TEL:0120-11-9269
営業時間:10:00〜18:00
定休日:水曜日
東京メトロ銀座線『京橋駅』出口4すぐ
- 遠藤義人 氏
ホームシアターのある暮らしをコンサルティングする「fy7d」代表。編集者として数100件のホームシアターを訪問、住宅インテリアブランドを取材した経験から、大画面&高音質と住宅インテリアを組み合わせたホームシアターの普及のための活動を幅広く行う。