やりたいことが明快だと完成度が高まる
映画やアニメがお好きで、学生時代から、いつかはホームシアターを手に入れたいと夢みてきた周寳さん。『MARVEL』や『ワンピース』、『鬼滅の刃』などのフィギュアをオークションなどでコツコツ集め続けて、来るべき日のために備えてきたといいます。だから、ホームシアターは周寳さんにとって最優先事項。プランニングの段階から、ダイナミックスカスタマイズを訪ねて、インストーラーの小山拓郎氏と二人三脚で構想を練り上げてきたのだといいます。
「間取りができる前段階で、まずやりたいことを小山さんにお伝えして、スクリーンのサイズやスピーカーの配置を考えてもらい、そこから部屋の広さを決めていきました。映画館のような迫力のサラウンドを楽しみたくて、音漏れは気になっていましたが、シビアな防音をしなくても寝室の隣にしなければ、家族も気にならないだろうな…など、ホームシアターありきで家全体の設計を考えていきました」と、周寳さん。
120インチ&アトモスの専用室で非日常を
周寳さんが専用室を選んだ理由は、リビングのテレビでは味わえない非日常、迫力のある映像と音です。スクリーンは張り込み120インチ、プロジェクターは映画やゲームを高画質で楽しめるビクター「DLA-V50」。ドルビーアトモス環境は、リアスピーカーとトップスピーカーに高低差を設け、より臨場感のある立体音響が楽しめるよう、スピーカーレイアウトにもこだわり抜きました。
- ビクターの4Kプロジェクター「DLA-V50」。高精細、高輝度、高コントラストを誇るD-ILAデバイスならではの美しいシネマ画質に加えて、4K120pに対応するなどゲームとの相性も抜群! まさに利用シーンにマッチしたプロジェクターです
- サラウンドは5.1.4chのドルビーアトモス環境。リアスピーカーはDALIの壁掛けスピーカー。トップスピーカーにはKEFの埋め込みスピーカーをグリルを黒に塗装して設置。高低差を設けて、よりリアルな立体音響を追求しています
収納や照明まで工夫して没入感をアップ
また、小山氏は機器の設置だけでなく、内装や収納、照明プランについても的確にアドバイス。埋め込みスピーカーを黒で塗装したり、コンセントの配置を細かく設定したり、完成度を高めるために惜しみなくアイデアを盛り込みました。
その結果、写真のとおり、好きなものでいっぱい、のホームシアターが完成しました。3人のお子さんたちも一緒に、映画やアニメ、ゲームを毎日のように楽しんでいるそうです。家族みんなの楽しい秘密基地として、たくさんの思い出が紡がれていくことでしょう。
- 写真左/プレーヤーやゲーム機、AVアンプなどは、収納棚を設けて、視聴位置の後方にまとめて設置。電源ケーブルを下まで垂らさなくて済むように、それぞれの収納棚の奥にあらかじめコンセントが配置されています。ちなみにAVアンプにAMAZON「Fire TV Stick 4K」が直挿しされており、ストリーミング配信のコンテンツも高画質・高音質で楽しめます
写真右/フィギュアをディスプレイしているラックはJAJAN-Rで購入したもの。ライティングは調光もできます!
写真/草野清一郎
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周寳邸ホームシアター概要
ROOM DATA
●住宅形態:戸建/新築 ●ホームシアターの広さ:10.7畳 ●画面サイズ:120インチ ●サラウンド:5.1.4ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング、家具・照明アドバイス ほか
SYSTEM LIST
●プロジェクター:ビクター DLA-V50 ●スクリーン:グランビュー GPA-120HDW ●Ultra HDブルーレイプレーヤー:ソニー UBP-X800M2 ●AV アンプ:デノン AVR-X4800H ●フロントスピーカー:KEF Q750 ●センタースピーカー:KEF Q250c ●リアスピーカー:DALI ALTECO C1 ●トップスピーカー:KEF Ci130QR ●サブウーファー:KEF Kube10b ●メディアストリーミング端末:AMAZON Fire TV Stick 4K
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