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リビングと寝室で楽しむテレビシアター
大阪のホームシアターショップ・AV Kansaiの岩元氏とは長い付き合いで、仕事場にもホームシアターを導入したことがあるという平野さん。2年前に住まいの計画をはじめ、ホームシアターをつくるのにあたり、仕事場のスクリーンシアターとは趣向を変えて、「しっとりとした質の濃い体験を味わいたい」と思い、リビングと寝室にテレビシアターをつくることを決意。インストールを手がけたのは岩元氏です。
美しい見た目と音質にこだわったリビング
まず、リビングからご紹介しましょう。テレビはソニーの4K液晶テレビ「XRJ-75X95K」。サラウンドは、ウォールナットを基調としたインテリアを損ねないように、KEFの埋め込みスピーカーによる7.1chを実現させました。
見た目の美しさだけでなく、音の質も追求しています。フロントとセンタースピーカーは、テレビ背面に貼られた煉瓦に音を反射させることで、前方から音が聴こえてくるように、スピーカーの位置をシミュレーションした上で取り付けています。さらに、スピーカーケーブルにはSUPRA製を使うというこだわりです。
B&Wスピーカーを2chで満喫する寝室
一方、2階の寝室には、ソニーの有機ELテレビ「XRJ-65A80J」を中心とした2chシアターを構築。デノンのネットワークプレーヤー「DNP-2000NE」、同じくデノンのプリメインアンプ「PMA-A110」に、Bowers&Wilkinsのブックシェルフ型スピーカー「705 S3」を組み合わせています。
- デノンのネットワークプレーヤー「DNP-2000NE」を導入したいという想いから、寝室のシステムプランがスタート。DNP-2000NEに釣り合うプリメインアンプとして、デノン創立110周年記念モデル「PMA-A110」を選択
2つのホームシアターでは、優しい響きに包まれながら、心安らぐ時間を過ごしているという平野さん。「LDKではBGMを流して庭を眺めながら家族で寛いでいる時、すごく心地よくて、幸せだなと感じますね。寝室ではリビングとはまた異なる、研ぎ澄まされた音を楽しめますね。女性ボーカルも非常に艶かしいです」と満足そうに語ってくれました。
オーナーの感性にインストーラーが応えて生まれたハイグレードな視聴環境。大阪を代表するショップらしい、卓越した技に心が打たれた取材でした。
写真/大野 博
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平野邸ホームシアター概要
ROOM DATA
●住宅形態:戸建/新築 ●ホームシアターの広さ:約35畳(LDK) ●画面サイズ:75インチ ●サラウンド:7.1ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング、音楽配信 ほか
SYSTEM LIST
<LDK>
●液晶テレビ : ソニー XRJ-75X95K ●ブルーレイレコーダー : パナソニック DMR-BRZ1010 ●AVアンプ : マランツ CINEMA 30 ●フロントスピーカー : KEF Ci160.2CR ●センタースピーカー : KEF Ci160.2CR ●サラウンド&サラウンドバックスピーカー : KEF Ci160.2CR ●サブウーファー : KEF Kube 10 Subwoofer ●BGM 用スピーカー : KEF Ci160.2CR
<寝室>
●有機EL テレビ : ソニー XRJ-65A80J ●プリメインアンプ : デノン PMA-A110 ●ネットワークプレーヤー : デノン DNP-2000NE ●フロントスピーカー : Bowers & Wilkins 705 S3
INSTALL SHOP
AV Kansai大阪・堺店
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大阪府堺市堺区車之町西 3-1-1
TEL:072-228-7771
営業時間:10:00 – 20:00
定休日:水曜日
https://www.avkansai.co.jp/