夫婦専用のサラウンド空間
二人でアーティストのコンサートに出かけることもあるという木村さんご夫婦は、かねてから自宅にホームシアターをつくりたかったといいます。マイホームを新築するタイミングで一念発起。オーディオ・サトーにインストールを依頼することとなりました。
そのきっかけとなったのは、ご夫婦がホームシアターづくりの参考にと赴いた積水ハウスの「住まいの参観日」。オーディオ・サトーが手がけたホームシアターが紹介されており、同社の佐藤雅次氏が説明員を務めていました。実際に見学したことで決意を固め、そのまま佐藤氏に映画館のある家づくりを相談することになりました。
- 自宅にサラウンドシステムをつくりたかったという木村さんご夫婦。映画やドラマがお好きで、ホームシアターをつくってからというもの、暇さえあれば籠って鑑賞しているとのこと。
- 視聴位置後方の様子。椅子選びも木村さんご夫婦のこだわりポイント。ご主人は、その座り心地に惚れ込んだエコーネス「Stressless Ruby」を選択。奥様はカリモク「THE FIRST」を選びました。鮮やかなピンクに一目惚れしたといいます。
アトモスの臨場感を最優先したプランニング
木村さんご夫婦の思い描くイメージは、非日常が味わえる特別な趣味部屋。これを受けた佐藤氏は、住まいの一番奥に位置する6.2畳の部屋に80インチ大画面と5.1.2chのドルビーアトモス環境をプランニング。さらに入口のドアを防音仕様にし、壁の断熱材を厚くすることで部屋の遮音性能を高めて大音量でサラウンドが楽しめる環境を整えました。
- 他の居室とは違う特別な趣味部屋にしたかったため、住まいの一番奥に位置する部屋にインストールされました。
サラウンドシステムを支えるスピーカー群は、ご主人がオーディオ・サトーで試聴した中で一番印象に残ったというJBLで統一。6.2畳の空間でドルビーアトモスの質を最大限高めるべく、リアスピーカーはあえてフロアスタンド型を選びました。またスクリーンは視聴位置から割り出し、目が疲れにくい最適なサイズの80インチを導入しました。
- スクリーンは80インチ。視聴位置とのバランスから、ストレスなく大画面を楽しめる最良のサイズを選択。
- フロントスピーカーはJBL伝統のホーンとコンプレッションドライバーを採用した「STUDIO 680」をチョイス。
- 動線よりもドルビーアトモスの質を優先してリアスピーカーは「STAGE A180」を選択。ドアの開閉を邪魔しないギリギリの位置に配置しました。
- プロジェクターはエプソン「EH-LS12000」をチョイスしました。
誰にも邪魔されず趣味を満喫できる
こうして誰にも気兼ねすることなくサラウンドが楽しめる専用室が完成しました。最初に鑑賞したのは、スピッツの5.1chサラウンドのライブブルーレイ。「臨場感が全然違います。念願が叶ったという実感がありました！」と、ご主人が嬉しそうに語ってくれました。普段はドラマや映画を見ているそうで、週末は暇さえあれば利用しているそう。好きなものに没頭できる専用室は、今や木村さんご夫婦の生活に欠かせないものになっています。
- AVアンプなどの機器類は視聴位置後方のデッドスペースにレイアウト。視聴時、パイロットランプが視界に入らないようにという佐藤氏のさりげない気遣いです。
- ご主人のお気に入りの映画は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。Ultra HDブルーレイで何度もご覧になっているそうです。
- インストールを手がけたオーディオ・サトーの佐藤雅次氏。
写真／水谷綾子
木村邸ホームシアター概要
HOMETHEATER DATA
●住宅形態：戸建／新築 ●家族構成：夫婦 ●ホームシアターの広さ：6.2畳 ●画面サイズ：80インチ ●サラウンド：5.1.2ch ●インストール内容：機器設置、システムプランニングほか
SYSTEM LIST
●プロジェクター：エプソン EH-LS12000 ●スクリーン：キクチ SE-80HDWA/K ●ブルーレイレコーダー：パナソニック DMR-2W51 ●AV アンプ：ヤマハ RX-A4A ●フロントスピーカー：JBL STUDIO 680 ●センタースピーカー： JBL STUDIO 625C ●リアスピーカー：JBL STAGE A180 ●フロントハイトスピーカー： JBL STAGE A120 ●サブウーファー：JBL STAGE SUB A100P ●ゲーム機：ソニー PlayStation 5
INSTALL SHOP
オーディオ・サトー
〒320-0043
栃木県宇都宮市桜3-5-14
TELL：028-635-6789
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