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レビュー

  • DENON「RCD-N12」 【PR】テレビとも気軽につなげられる! デノンHDMI搭載ミニコンポ「RCD-N12」 CDやラジオ、ストリーミング再生も1台で楽しめる

    VGP 取材・執筆 / 鴻池賢三
    2024年1月29日更新

    • VGP審査副委員長
      鴻池賢三

<この記事はPRを含みます。(株)ディーアンドエムホールディングスより貸与された製品を使って取材を行いました>

  • システムステレオ
    DENON
    RCD-N12
    ¥110,000(税込)

HDMIケーブルは映像や音声のデータを伝送するだけでなく、音量や電源の操作情報まで1本で伝えます。そんな便利なHDMI端子を搭載したコンポーネントを多数展開するのがデノンです。ここではCDやラジオ、音楽ストリーミング再生などリスニング機能が盛りだくさんのシステムステレオ「RCD-N12」をご紹介します。

  • テレビとHDMIケーブル1本で接続し、好みのスピーカーを組み合わせることができるのがHDMI搭載アンプの特長です。写真はRCD-N12の使用例。

ミニコンポがテレビと親和性が高い理由

近年は映像配信サービスが人気で、テレビが映像表示デバイスだけでなく再生機としても重要度を増しています。それにつれてオーディオ機器にも変化が求められ、その象徴のひとつといえるのがサウンドバーでした。HDMIケーブル1本で簡単に接続でき、設置や操作も簡便なことから普及が進みましたが、サウンドバーでオーディオの魅力を知ると、さらによい音質で、さらに大迫力で、また自身のライフスタイルに合わせてと、様々な欲求が目覚めるのも事実。最近ではARCに対応したHDMI搭載のステレオアンプが登場し、好みのスピーカーをテレビ脇に置く2chスタイルも注目を集めています。

  • ARCとはオーディオ・リターン・チャンネルの頭文字をとった技術の名称。テレビのHDMI入力端子から音声信号のみをアンプ側に戻す機能です。

こうした流れを見据えつつ、デノンはミニコンポにARC対応のHDMI端子をいちはやく搭載した「RCD-N12」を発売しました。そもそもデノンはAVアンプで実績と高いシェアを誇るブランドで、「ミニコンポ+HDMI」は順当かつクオリティの面でも期待できる組み合わせ。VGP2024では、リビングに設置して、オールマイティーなソースを高品位で楽しめるコンセプトと性能が高く評価され、特別賞として「リビングオーディオ大賞」が授与されました。

  • VGP2024ライフスタイル分科会の特別賞である「リビングオーディオ大賞」と、部門賞の「金賞」を獲得しています。
  • 背面にARCに対応したHDMI入力端子を搭載します。

「RCD-N12」はHDMI入力搭載の他にも、ミニコンポとして「全部入り」ともいえる、豊富で最先端な機能と性能が凝縮されているのもポイント。ミニコンポとして基本といえるCD再生機能やFM/AMラジオ受信機能、AUXアナログ外部入力機能、光デジタル入力機能、Bluetooth受信機能、Wi-Fiおよび有線でのLAN接続による音楽ストリーミング再生機能ほか、近年のレコードリバイバルブームを受けてフォノ(MM)入力も搭載。そう、「RCD-N12」が1台あれば、テレビの音声も含めて、幅広いソースを楽しめるという訳です。

VGP審査員がリビングで使った! 気になる音質は?

デノンは高級Hi-Fiアンプからミニコンポまで、サウンドマスターの山内慎一氏がすべて音質をチューニングしています。「Vivid & Spacious」というサウンド哲学は、どのモデルも共通しており、安心して選ぶことができます。

  • デノン製品の最終的な音を決めるサウンドマスターの山内慎一氏。

実際に自宅のリビングで試用してみました。使い勝手もクオリティも満足がいくものでした。もちろん以前から、テレビにミニコンポを組み合わせることは可能でしたが、アナログ接続や光デジタル接続の場合、電源操作、入力切り替え、テレビのスピーカーをミュートしたり、ミニコンポ側で音量の調整が必要だったりと、操作は煩雑なものでした。しかし、HDMI接続なら、テレビと「RCD-N12」が操作連携し、ミニコンポがテレビの一部かのように操作ができます。たとえばテレビの電源操作に応じて「RCD-N12」の電源がオンになり、入力も自動でHDMIに切り替わって音が出るといった具合。音量調整もテレビリモコンを使っていつもの操作でOK。家族のだれもがオーディオの操作を意識することなく使いこなすことができます。

  • 試聴にはメーカー推奨のスピーカー、デノン「SC-N10」を使用しました。
  • ミニマルなデザインの「RCD-N12」は、どんなスピーカーでも美しくレイアウトできます。

音質面でも「RCD-N12」を加えると一気にHi-Fi水準に。メーカー推奨スピーカーのデノン「SC-N10」はもちろん、大型のお気に入りのスピーカーとも組み合わせることができ、キレがよく心地よいサウンドはオーディオ機器ならではと思えるもの。音量を上げなくても声が明瞭で聞き取りやすく、映画、ドラマ、音楽を長時間視聴しても疲れにくく快適です。また、同じシステムでCDやネット配信音楽を楽しめる効率の高さも嬉しいポイント。「RCD-N12」が1台あれば、自宅時間のすべてを高品位な音で彩ることができます。

「RCD-N12」はこんな人にお薦め!

①CD再生も楽しみたい人

  • RCD-N12はCD再生機能や音楽ストリーミング再生、ラジオ機能などを搭載するミニコンポ。コンパクトな本機1台で多彩な音楽再生を楽しみたい方にお薦めです。

②TVの動画配信を中心に楽しむ人

  • ARCに対応したHDMI入力端子を1系統搭載します。そのため、テレビに内蔵するNetflixなどの動画サービスを手軽にいい音で楽しみたい人にお薦めです。

製品スペック


システムステレオ
DENON
RCD-N12
¥110,000(税込)

SPEC ●定格出力:65W+65W(4Ω、1kHz、THD+N 0.7 %) ●実用最大出力:80W+80W(4Ω、1kHz、THD+N 10%、JEITA) ●Bluetoothコーデック:SBC ●入力端子:HDMI(ARC)×1、光デジタル音声×1、アナログRCA×1、Phono(MM)×1 ●出力端子:アナログRCA×1、サブウーファー×1、ヘッドホン×1 ●その他接続端子:ネットワーク×1
、USB Type A×1、FMアンテナ×1、AMアンテナ×1 ●消費電力(待機時):55W(0.2W/ネットワーク制御オン時は2W) ●外形寸法:280W×108H×305Dmm ●質量:3.4kg

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