CONTENTS
・本格派にもカジュアル派にもおススメ
・鴻池賢三が語る! ベンキューの魅力
・大橋伸太郎が語る! HT5550の魅力
・林 正儀が語る! HT3550の魅力
・相性バッチリのスクリーン
・LINEUP
・SPEC
本格派にもカジュアル派にもおススメ
リビングシアターから、本格シアターまで使いこなせるベンキューのプロジェクター「HT5550」と「HT3550」が、オーディオビジュアル機器の総合アワード「VGP2019 SUMMER」で部門金賞に輝きました。4K/HDRの高画質を堪能できる両モデルの魅力を、VGP審査員が紹介します。
- ベンキューの4K/HDRプロジェクター群。写真上のHT3550は「プロジェクター(10万円以上20万円未満)」部門、写真下のHT5550は「プロジェクター(30万円以上40万円未満)」部門で金賞を受賞。VGPアワードで高い評価を受けました。
鴻池賢三が語る! ベンキューの魅力
新世代のDMDデバイスで
優れたHDR表現を成し得た
ベンキューは、DLPプロジェクターで世界ナンバーワンのシェアを誇る大手ブランドです。ビジネス用モデルで築き上げてきた信頼性は他の追随を許さず、DLP技術やレンズ回りの光学技術、レーザー光源の「BlueCore」技術、いずれも最先端といえます。
今季、ホームシアター用プロジェクターにおいては、最新の「CinePrime」シリーズとして、フルHDのDMDデバイスを用いた4K対応機で、新たに「HDR-PRO」を掲げHDR10に加えてHLG方式にも対応した、「HT5550」と「HT3550」が誕生しました。
- アクティブアイリスとダイナミックブラックの技術が合わさることで、シーンに最適化された理想的なコントラストと輝度表現を可能にしました。
新世代のDMDデバイスを採用することでコントラスト性能がアップし4K/HDRの繊細でダイナミックな映像が体感できます。色の素直さは、ベンキューの持ち味で、「BenQ CinematicColor」は規格に準拠した正確な表現を狙い、出荷時のキャリブレーションも高精度。HT3550は明るさ重視でRec.709規格を100%カバー、HT5550はデジタルシネマ基準の広色域DCI-P3を100%達成し深みのある色彩美が楽しめます。
両モデルとも、VGP2019夏のアワードにおいて部門金賞に輝いた優秀モデル。明るい映像はリビングシアターでも重宝され、またHT5550はコントラストの高さから本格的なホームシアターにもうってつけのモデルであり、自信をもってお薦めできるプロジェクターです。
- ベンキューの代表的な高画質技術のひとつである「BenQ CinematicColor」は、デジタルシネマ規格「DCI-P3」のカラースペースに匹敵する高い色再現性を実現しています。
大橋伸太郎が語る! HT5550の魅力
HDRの正確な再現を味わえる
最右翼のDLPプロジェクター
上位機のHT5550は、ベンキューならではの色再現性技術やHDR技術だけでなく、オールガラスレンズを奢っている点も高画質に繋がっています。明室に強いオールラウンダーのHT3550に対し、本機は暗室を得意とする映画再生のスペシャリスト。
- 輝度表現から色再現まで、高いクオリティを実現できているHT5550は、カジュアルなシアターだけでなく、本格的なホームシアターのプロジェクターにもピッタリ。
DLP方式の特徴である精細感とムラなく整った滑らかな暗部階調、引き締まった黒表現が秀逸だ。色数の豊かさ、純度の高さも優秀。デバイスの進歩でカラーブレイクもよく抑えられ、24pの滑らかな再現と相まってストレスを感じさせず、映画への深い没入の時間を味わえます。4K/HDRの正確な再現で現在最右翼のDLPプロジェクターといえるでしょう。
林 正儀が語る! HT3550の魅力
明るく高コントラスト
色彩表現の優秀さに驚く
明るく色再現性の高さが上位機からしっかりと受け継がれたモデル。「BenQ CinematicColor」技術などによる効果からか、ヌケのよい発色とコントラストの高さが印象的で、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観ると、4Kならではの精細感を保ちながら、余裕のある光量、シャープな色彩のライブシーンに見入ってしまいます。
- 筐体サイズが比較的コンパクトで設置しやすく、ハイクラスの明るさを実現しているHT3550は、リビングシアターにも適したモデル。カジュアルに使いこなせるのもポイント。
内蔵スピーカーは、コンパクトなボディから想像以上の迫力と広がりのあるサウンド。HT3550は“5畳で100インチ”をうたっているモデルでもあり、コンパクトな室内環境でもホームシアターを実現してくれます。手軽な小空間シアターやリビングシアターにお薦めのモデルです。
相性バッチリのスクリーン
米国を代表するスクリーンブランド「ELITE SCREEN(エリートスクリーン)」は、グローバルで高いシェアを誇り、サウンドスクリーンから4K対応モデルまで幅広いラインアップを持っています。ベンキューの台湾の開発チームでは、製品開発の際にエリートスクリーン製のモデルでチューニングを行っており、両ブランドの製品を組み合わせれば、より開発者の意図を汲んだ画作りを楽しめます。
- ELITE SCREEN
4K対応スクリーン
シネテンション2
(TE100HW2-E24)
¥238,100(税込)
SPEC ●インチサイズ:100インチ ●画面サイズ(W×H):2214×1245mm ●タイプ:電動 ●質量:20.9kg
LINEUP
BENQ
「HT5550」 ¥OPEN(実勢価格¥340,000前後)
「HT3550」 ¥OPEN(実勢価格¥198,000前後)
SPEC
[HT5550]
●投写方式:DLP ●表示解像度:3840×2160 ●レンズ:1.6倍ズームレンズ ●レンズシフト:上下60%、左右23% ●投写サイズ:60型~300型 ●明るさ:1800ルーメン ●主な接続端子:HDMI入力×2、ステレオミニ×1、USB×4、トリガー出力×1、IRレシーバー×2 他 ●消費電力:330W● 外形寸法(W×H×D):492×168×349mm ●質量:6.5kg
[HT3550]
●投写方式:DLP ●表示解像度:3840×2160 ●レンズ:1.3倍ズームレンズ ●レンズシフト:上10% ●投写サイズ:30型~300型 ●明るさ:2000ルーメン ●主な接続端子:HDMI入力×2、USB入力×3 他 ●消費電力:350W ●外形寸法(W×H×D):380×127×263mm ●質量:約4.2kg