インストーラーと二人三脚で作り上げた
オーナーの津金さんは、新築を検討する際に訪れた三井ホームのモデルハウスで、初めてホームシアターの存在を知ると、元々映画好きだったこともあり、自室を兼ねた専用ルームの導入を決意しました。インストーラーと二人三脚で構想を固めていったといいます。
- 内装はクラシカルな映画館をイメージしています。赤いカーペットは触り心地のよいものをこだわって選んだ、津金さんご夫妻のお気に入りのひとつです。
埋め込みスピーカーも駆使して5.1.2chを導入
インストールを手がけたのは、FIST Sound旭川の園田氏。スクリーンは100インチを導入したいという津金さんの要望を受け、園田氏は当初確保されていた6畳の間取りを拡張することを提案。隣室のウォークインクローゼットを縮小してシアタールームを7畳に広げることで、プロジェクターの投写距離を確保し、理想の大画面を実現しました。
サラウンドはFIST Sonund旭川のショールームで体感した音響システムに倣い、フロントスピーカーにフロア型を選択。リアスピーカーはイクリプス「TD307MK3」を天吊りで設置し、ドルビーアトモスにも対応した5.1.2chシステムを構築しました。
- 視聴方向の様子。映像が投写される部分には機器が重ならないよう設計されており、100インチ・スクリーンいっぱいの映像を楽しむことができます。さらにケーブル類は壁裏を通して隠蔽することで見た目もすっきり。視聴に集中できる環境を作り上げました。
- フロントスピーカーはコストパフォーマンスの高いユニソニック「AHT-250F2」。スクリーンに重ならないよう、スリムなデザインの機器を採用しました。
- 写真上/トップミドルスピーカーにはユニソニックの埋め込みスピーカー「AHT-650IW」を採用。部屋の内装になじむよう黒く塗装しています。
写真下/リアスピーカーにはスピーカーの角度を自在に調節できるイクリプス「TD307MK3」をチョイスし、天吊り設置しています。立体音響の臨場感をより楽しめるよう、微細な角度調整を行いました。
- プロジェクターは、設置性に優れたJVCの4K対応モデル「LX-UH1」を採用しています。FIST Sound旭川のショールームで視聴した4K映像に感動し、予算の制約がある中で最大限に実力を発揮できるモデルを選定しました。
こうして完成したホームシアターで、週末は時間を忘れて映画に没頭しているそうです。「今は映画やアニメを観ていますが、この大画面でスポーツ観戦やゲームもしてみたい。楽しみは尽きませんね」と津金さん。時間をかけてアップグレードを計画しています。ホームシアターで趣味を楽しむひとときは、津金さんにとって日々の活力になっていることでしょう。
- AVアンプなどの機器類はすべて視聴位置後方に配置されています。ちなみにシアタールームは防音にも配慮した設計になっているので、音漏れを気にせず好きなコンテンツを楽しめます。
- カーテンは遮光となっています。昼夜を問わず趣味を楽しめるようにとオーナーが取り付けました。
- インストールを手がけたFIST sound旭川の園田幸一氏。
写真/吉田哲昭
津金邸ホームシアター概要
HOMETHEATER DATA
●住宅形態:戸建/新築 ●家族構成:夫婦+子ども1人 ●ホームシアターの広さ:7畳 ●画面サイズ:100インチ ●サラウンド:5.1.2ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング ほか
SYSTEM LIST
●プロジェクター:JVC LX-UH1 ●スクリーン:GRANDVIEW GPA-100HDW ●AVアンプ:デノン AVR-X2700H ●Ultra HDブルーレイプレイヤー:ソニー UBP-X700 ●フロントスピーカー:ユニソニック AHT-250F2 ●センタースピーカー:ユニソニック AHT-20C ●リアスピーカー:イクリプス TD307MK3 ●トップミドルスピーカー:ユニソニック AHT-650IW ●サブウーファー:JBL Arena Sub 100P ●ゲーム機:任天堂 Nintendo Switch ●メディアストリーミング端末:Amazon Fire TV Stick 4K
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FIST Sound旭川(アバック旭川店)
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