高い天井と美しくデザインされたリビング。部屋の中央にはBOCCIのペンダントライトがレイアウトされ、空間を華やかに彩っています。そんな上質な部屋にホームシアターが見事にインストールされています。オーナーのIさんは空間の美しさはもちろん、快適な住み心地にもこだわり、全館空調システムのトップランナーである三井ホームに住まいの設計を依頼。4年の歳月をかけて家づくりを行いました。

「簡易的なホームシアターにする予定でしたが、新築時の方が配線などキレイにできると思い直し、プロに依頼しました」（Ｉさん）。

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• インテリア選びが趣味というIさんらしく、ソファにはBoConcept「Hampton」を使い、テレビ周辺はオリジナル造作家具とした、とても美しいリビングです。

Ｉさんが選んだリビングの顔となる白色のスピーカーは、B&W「702 S2」。佇まいの美しさとサウンドに魅了されて選んだものです。さらにインストールを手掛けたダイナミックスカスタマイズの小山拓郎氏は、空間の美しさを損ねないようにリアスピーカーは壁掛け設置。また窓が非常に開放的なため、プロジェクターを使うのではなく85インチのテレビを壁掛けしたスマートなテレビシアターを提案しました。

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• 視聴位置の後方の様子。計画当初はリビングにプロジェクターを設置しようと話があったのですが、天井が高いことや階段の位置関係、昼間の明るさなども考慮してテレビシアターを選択しました。

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• AVアンプなどの機器はラックに収納して階段下に格納しています。

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• ダイニングにもテレビが壁掛けしてあり、ここにはBANG & OLUFSENのサウンドバー「Beosound Stage」を設置。センスのよさがさり気なく伝わってきます。

「中高の時は映画三昧の生活を過ごしていたので、念願のホームシアターです。ただスクリーンで映画を観たい気持ちも強かったので、暗室にできる書斎にもシアターを入れました（笑）」（Ｉさん）。

家族と過ごすリビングシアターだけでなく、趣味空間の書斎も手に入れたＩさん。「これで場所や時間にとらわれず映画を楽しめる」と、微笑む姿がとても印象的な取材でした。

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• 元々オーディオルームにする予定だった書斎兼トレーニングルーム。Iさんのスクリーンシアターへの憧れを叶えるため、書斎を本格的なシアター仕様に。スピーカー構成は驚きの5.1.4ch！ 「SFものなどアクション映画が好きなので、映画を観るならこっちの部屋ですね！」（Iさん）。

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• スクリーン裏には掃き出し窓があり日中はかなり明るいですが、しっかり遮光できる環境なので、プロジェクターの実力を存分に発揮できます。

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• 仕事もするので当然デスクもあります。背面は書棚になっており、そこにリアスピーカー用に用意したJBLのスタジオモニター「4312MII」が設置されています。

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• こちらも機器の入れ替えがしやすいようにオープンタイプのラックにAVアンプなどを収納。

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• インストールを手がけたダイナミックスカスタマイズの小山拓郎氏。

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写真／草野清一郎

HOMETHEATER DATA
●住宅形態：戸建／新築 ●家族形態：夫婦＋子ども1人 ●ホームシアターの広さ：約30畳＋約12畳 ●画面サイズ：85インチ（リビング）、100インチ（書斎） ●サラウンド：5.1ch（リビング）、5.1.4ch（書斎） ●インストール内容：機器設置、システムプランニング ほか

SYSTEM LIST
＜リビング＞●液晶テレビ：ソニー XRJ-85X95J ●Ultra HDブルーレイレコーダー：ソニー BDZ-FBW2000 ●AVアンプ：マランツ SR6015 ●パワーアンプ：ティアック AP-701 ●フロントスピーカー：B&W 702 S2 ●センタースピーカー：B&W HTM72 S2 ●リアスピーカー：Cabasse EOLE4 ●サブウーファー：B&W PV1D
＜書斎＞ ●プロジェクター：ビクター DLA-V7 ●スクリーン：キクチ SE-100HDCW ●Ultra HDブルーレイレコーダー：パナソニック DMR-4X600 ●AVアンプ：デノン AVC-A110 ●フロントスピーカー：JBL L100 CLASSIC ●サブウーファー：KEF KC62 ほか

INSTALL SHOP
ダイナミックスカスタマイズ 長嶺本店
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TEL:096-383-6109
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